TNRって何? おしえて!しっぽ情報局 vol.28
猫の保護活動や野良猫・地域猫の話題が出るとき、「TNR」という言葉を耳にしたことはありませんか? 野良猫の問題とは切っても切り離せない「TNR」、どういう意味なんでしょうか?
※この記事は集英社クッキーで連載中の「路地裏しっぽ診療所」(斉藤倫・作)とsippoとのコラボ連載です。
外で暮らす野良猫に、誰かがごはんをあげていると最初は1匹だったはずが、いつの間にか仔猫が産まれて、5匹に、そして10匹に…!! なんてことがあります。
野良猫が増えると、食べ物に困ってゴミを漁ったり、ふん尿が増えたり…とご近所の住宅への被害が増えて、地域の問題にも発展します。
車の住来が多い地域では、交通事故で死んでしまう猫も増えます。
野良猫が増えない様にするには、どうしたらいいのでしょうか?
「T」の捕獲には、専用の捕獲器(トラップケージ)を使用することが多いです。野良猫は警戒心が強く、素手ではほぼ捕まえられません。
捕獲器は、動物病院や自治体の動物愛護センター、動物ボランティア団体などで貸し出しをしてくれる所もあります。
「N」の手術では、野良猫や保護猫の不妊手術を低価格で行ってくれる動物病院もありますので、捕獲器を貸し出してくれる所や各病院に問い合わせてみましょう。
「路地裏しっぽ診療所」①②③④⑤巻 集英社マーガレットコミックス(¥419+税)、絶賛発売中!
動物が苦手な女子大生・雨野なずなは、ボロボロの放浪犬を拾ったことをきっかけに、動物病院で働くことに。そこで様々な理由で傷ついた動物たちと触れ合ったなずなは、ペットが直面する“現実”を知っていく。なずなを通し、人間と動物たちのあり方を描く作品。
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