イヌ・ネコの健康医療相談

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いつき(質問主)


猫アイコン 猫 15歳 オス スコティッシュフォールド

体重:3.7kg

飼育歴:15年5ヶ月

居住地:北海道帯広市

飼育環境:室内

はじめまして、質問させていただきます。
3〜4年ほど前にT4の数値が高いのが健康診断で見つかり、併発して心臓に雑音が見られるようになりました。メルカゾール4/1を二回ファルテコール5mgを服用しております。

ここ数ヶ月、舐め壊しで皮膚が露出して皮膚が硬化してる状態です。
検査は一通り(アレルギー検査・除去食試験・表皮の菌検査)もしたのですが、効果なしでした。あとは麻酔をかけての皮膚細胞を取りたいけど心臓のリスク高いためやっておりません。(以前より雑音が大きいがまだ肺に水は溜まっていない)

検査・薬・経過を見てかかりつけの先生曰く
・メルカゾールにアレルギーがある可能性も否めなくない
・T4数値は基準値より若干高い程度
・腎臓や他の問題になりそうなところの数字は大丈夫
・一時期、別の病院でステロイドを短期間だが量は多めに処方され摂取していたためホルモンバランスに影響が出た可能性がある
・それならいっそ、メルカゾールをやめて、ステロイドに切り替え心臓の薬とステロイドを試すぐらいしか提案できない

ステロイドが悪い薬ではないことは理解していますし、ここ最近食欲もなく増進剤を服用しているので副作用の多飲多食はしてほしいぐらいです。

気になるのは、メルカゾールやめてステロイドとは甲状腺的には大丈夫なのか、と言うことです。
もう年齢が年齢なので遠くの病院で精密検査などは望んでいません。
これが提案できる最後の治療です、と言われ私には何が正しいのか判断がつきかねています。

長々と書きましたが
・メルカゾールをやめてステロイドに切り替えて大丈夫でしょうか?
・その場合の利点とリスクは?
・皮膚にも影響はありますか?

この三点です。
担当の先生も苦肉の策らしく、これ以上を望めない状態で私も先生も八方塞がり状態です。

ご回答していただける優しい先生がいらっしゃりましたらよろしくお願いします。

日時2020-06-29 01:38:19

専門の獣医師からの回答

愛猫が甲状腺機能亢進症の治療中とのこと、ご心配のことかと思います。メルカゾールは甲状腺機能亢進症の治療において唯一無二の治療薬と言えますが、薬が合わずに継続できない猫が一定数いるのは確かです。甲状腺機能亢進症の治療の選択肢としては、他に腫大している甲状腺を外科摘出するという選択があります。超音波検査で左右の甲状腺の大きさに差があるかなどを判断して、片方が異常に腫大しているなどの所見があればそちらの甲状腺を摘出します。甲状腺を摘出すれば無投薬で長期にわたって維持できることが期待できます。その他の選択肢として、甲状腺ホルモンの元になるヨードを制限した食餌にしていく方法があります。ヒルズ社のy/dという製品がそれです。この場合は他のフードやオヤツなどを食べると、たちどころにヨードが補充されてしまうため、意味がなくなりますので、厳密な食餌管理が必要となります。まだ試していないのであればやってみる価値があるでしょう。ステロイドを投与すると甲状腺ホルモンは低下しますが長期にわたって投与することはお勧め出来ません。猫は比較的ステロイドに耐性が強いのですが糖尿病を誘発したり別の問題を引き起こす可能性があります。上記の二つの方法を検討してみて、難しい場合にはかかりつけの獣医師とメリットとデメリットについてよく相談した上で行って下さい。愛猫さんの症状が快方に向かうことをお祈りしております。

日時2020-06-30 12:02:40

 
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