イヌ・ネコの健康医療相談

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yorky(質問主)


猫アイコン 猫 4歳 オス 雑種

体重:4.3kg

飼育歴:4年11ヶ月

居住地:東京都足立区

飼育環境:室内

セカンドオピニオンをお願いします。
長いです。

去勢雄、4歳、4.3キロ、通常は食欲、元気あり
11月1日に呼吸が早く、苦しそうで、ほとんど動かないので、慌てて病院に連れて行きました。診察の結果、心筋症で、心臓の周りに水が溜まっている。
心タンポナーデの状態だから、すぐに水を抜いてもらってほしいということで、大きな病院に11月2日に行きました。
結果、心筋症ではなく、心嚢水に膿が溜まっていました。抜いてもらい、セファレキシン75を1日2回、1錠ずつ投与を1か月しました。
その間に菌を調べてもらいましたが、病院内のラボでも、外注でも、嫌気、好気培養で何も培養されませんでした。FIPも調べましたが、陰性です。

1か月投薬後、薬をやめ、18日後に再診の結果、心嚢水が増えていたので、一旦は投薬を再開しましたが、外科的対処を検討することになりました。
投薬を再開して様子を見たいという申し出は私からでした。
前回の投薬でもしかしたら、*しきれていなかった原因が今回の投薬で、いなくなるかもしれないと思ったからです。

今回、投薬を再開し、1週間後に再診をしたところ、増えた心嚢水はなくなっていました。たぶん、体内の状態がよくなったからだろうということでした。

先生たちの見解は、外科的手術は心膜に悪い箇所があるはずなので、その個所を切除するというものです。その前にCT検査も行います。
しかし、投薬中、状態がいいところでCT検査をしても何も悪いところがわからないかもしれないので、投薬をやめて、状態が悪くなったら、CT検査をして、手術という運びになるかと思われます。

私の悩みは、今回の投薬をどのくらいの期間行うことがいいのか?
同じ薬を使っていていいのか?

ということです。

先生たちもレアな症例すぎて、手探り感を感じます。さらに、原因が全く分からないので、どうしたものかという感じです。
外科的手術の必要性はわかりました。心膜に原因があるかもしれないもあくまでも、憶測にしかすぎません。
できれば、投薬で状態がよくなるのであれば、そこにかけたいです。しかし、長い抗生剤の投与は耐性の心配もあり、そもそも何の菌も培養されないのに、抗生剤の投与が必要か?その一方、投薬していると状態がよくなるので、薬は効いているということなのでしょう。
外的な要因で病気になるような部位でもないような気がしますし。
どうしたものかと考えてしまっています。

今回の投薬はどのくらいの期間、投薬するのがいいのか?
薬は変えるか?変えないか?変えるなら、どのような薬にするのがよいのか。

もし先生方がこのような症例に出会った場合、どのように治療を進めますか。

ご助言いただけると助かります。

日時2019-12-26 18:11:27

専門の獣医師からの回答

 まず、こちらは何のデータも持ち合わせていませんのでセカンドオピニオンにはならないことをご承知ください。他の医療機関で再検査などをして得られた所見や方針がセカンドオピニオンとなります。

 一般論しか書けませんが、何らかの原因により、心膜水に感染が認められ、その貯留により心タンポナーデを合併し、心膜穿刺と抗生剤の投与で良化が見られたものの、1か月の抗生剤の投与を終了したら再発が見られたということですので、やはり細菌感染でしょう。細菌がいても培養が陰性になる場合も普通にありますし、抗生剤の投与を中止し再発がみられ、再投与でまた良化しているのですから、セファレキシンに感受性のある細菌によるものと推察されます。耐性菌となると、今の抗生物質が効かなくなりますので、また心膜水が貯留しますので比較的よくわかります。
 抗生剤が効かなくなったり、再発を繰り返すようであれば手術して心膜切除を行うのも1つの方法だと思いますが、その場合にも心膜腔内の細菌が胸腔内に移動することになり、膿胸などを合併するかもしれません。CTに関してはいつでも撮れる検査ですので、まずCTを取られてはいかがでしょうか?新しいCTであれば無麻酔でも撮影できます。
 どんな抗生剤が効果的な場合の投与期間は、炎症マーカーをみたり、白血球の推移をみたり、心嚢水の有無や量をみたり、様々な指標があります。ご担当の先生とよくご相談されてください。

日時2019-12-28 16:43:02

 
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