イヌ・ネコの健康医療相談

相談・獣医師回答・コメント

(質問主)


猫アイコン 猫 13歳 オス スコティッシュフォールド

体重:不明

飼育歴:13年3ヶ月

居住地:新潟県村上市

飼育環境:室内

・現在状態までの時系列
2018/10:頻尿になり排尿時鳴くことがあり、病院に連れていく
 膀胱炎と診断、抗生剤炎症注射2本の治療が始まる(血尿発生)

2018/11:検査を実施。レントゲンにて白い砂が映っていると診断・
2018/12:血尿が始まり、抗生剤・輸液の治療。(砂を出すため)
現在(2019/4):抗生剤・輸液の治療を繰り返しているが、一向に治らず
        対処後2~3日は血尿はないがしばらくすると発生

・現在の状態
 状態:飼育者が夜勤対応のため、不在が多い。ただし、夜勤対応時は、水・餌の設置は多め。部屋の温度も適正に保つように対応。排尿時以外は異常は見られない。体重は以前から、多め


・かかりつけの獣医師説明
 中長期的に上記対処を行いながら、解消していく必要あり。

・ご相談事項
 このままの治療法でよいか、手術等別の方法で対処したほうがよいか、ご教授をお願いします。

日時2019-04-06 20:57:58

専門の獣医師からの回答

 血尿、頻尿、疼痛性排尿困難、不適切な場所での排尿および尿閉など、これらが様々に組み合わさった症状を示す疾患を下部尿路疾患といいます。猫の下部尿路疾患の原因としては感染性、結石性、腫瘍性、外傷性、神経性、医原性、薬剤性、解剖学的異常、特発性などがあります。このうち特発性のものが最も多いことが報告されています。ただし特発性膀胱炎を診断するための特異的な検査はないので、各種検査によってその他の原因の鑑別診断を行い、いずれにもあてはまらなければ特発性膀胱炎と診断します。特発性膀胱炎であれば、ストレスを避け、水分を多めに与えていれば1~2週間で自然に治まります。ただし、多くが再発します。特発性膀胱炎以外の原因が見つかればその治療を行います。担当の先生とよく相談して、早く良くなるといいですね。

日時2019-04-10 21:13:24

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