相談・獣医師回答・コメント
MOMO(質問主)
犬 3歳 オス フレンチブルドック
体重:10kg
飼育歴:2年6ヶ月
居住地:神奈川県横浜市中区
飼育環境:室内
昨年秋頃から後ろ両脚に違和感があり4ヶ月ほど前にCT・MRIを撮った結果
おそらくヘルニア(グレ-ド2)と診断されました。
(全体の背骨は綺麗な状態なのですが一部神経を圧迫してる様な
箇所が見られる)
痛みがない為 手術をしても予防にしかならないと言われ
色々な病院で出来る事をしてきました。
*ステロイド(一週間) *オゾンガス注腸 *高圧酸素カプセル
*レーザ-治療 *鍼治療 等
いずれも効果は無く、病状は悪化してきています。
MRIではお尻から後ろ足部位が撮れていないため馬尾症候群
を疑う先生もおり、もう一度MRIを撮る事を進められました。
短期間に2度も麻酔をし検査する事に躊躇しております。
今の現状は 排泄障害、後ろ両足ナックリング あまり力が
入らずすべってしまう感じです。かろうじて歩けてはいます。
感覚が無いとおっっしゃる先生もいましたが、後足肉球を
楊枝なので軽く触るとちゃんと反応してくれます。
今後、どうすべきなのか 何をしてあげられるのか模索中です。
何かアドバイス頂けると大変助かります。
2019-02-06 13:03:26
専門の獣医師からの回答
3歳のフレンチブルドックですね。痛みがない(強くない)後肢の不全麻痺のようですね。ステロイドに反応がなく、数ヶ月の経過を見ても改善はないようですね。我慢強い子では痛みが本当にあるかは解りづらいことがありますが、椎間板ヘルニアや馬尾症候群はやはり疼痛があることがほとんどですので、完全な否定はできませんが、それ以外の疾患を想像します。神経変性性疾患の診断は難しいですので、早めに専門施設での受診をお勧めします(はじめのMRI撮影を実施した施設も大学などの専門施設であったとしても、別の専門施設で診断されるということは多々あります)。そのためにも、通常のかかりつけ医はどこの専門施設が神経疾患に詳しいかの情報を持っているはずなので、十分で的確な情報の基に再検査をされた方がよいと思います。短期間での2度の麻酔を躊躇しているようですが、十分な注意の基で行いますので、検査をする施設で危険性を相談の上、是非早急に一歩踏み出してみてください。
2019-02-09 08:45:44
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