相談・獣医師回答・コメント
めーちゃん(質問主)
猫 10歳 メス 雑種
体重:5.1kg
飼育歴:10年3ヶ月
居住地:大阪府大阪市淀川区
飼育環境:室内
現状、分類不能型心筋症の猫です。
心筋症発症前の2014年にかかりつけ医によりレボリューションを投与した翌日、その部分のみ肌がただれ、脱毛しました。
おそらく薬剤の何かにアレルギー反応をおこしたのだろう。との診断でした。
そして今、そんな猫に再度レボリューションを投与しても大丈夫なのでしょうか?
現状、今年の7月に急な体調不良により、分類不能型心筋症と分かり、心臓専門病院に通院中です。
胸水もたまるので、それを抜いてもらい、お薬で調整して暮らしています。
最近になり、呼吸数は1分間に30~37回程度に落ち着いてきました。それまでは1分間に59回の時もありました。
元々、何かのアレルギーがあるのか、かゆがり頭や耳の後ろと目の上などをかくため、禿げたり、かさぶたを作ることがよくありました。
そのため、2019年5月よりプレドニン5mgと抗生物質を1日各1錠を1回、まずは1週間与えました。
様子をみながら徐々に減薬し、プレドニンのみ3日に1回のペースで与えるようになりました。
アトピカは猫が異常な嫌がり方をしたので獣医に相談し、中止することになりました。
(かかりつけの病院ではアレルギー検査はする必要はない、カイセンではないため“おそらく何かのアレルギーだろう”とお薬を出してもらっていました。)
しかし、今年の7月末頃から今までより更にかゆがり、背中、首周りのほぼ全域までもが禿げてしまいました。こんな禿げ方は今までにありません。
今までとの環境の違いを考えると、思いあたるのは心臓のお薬(粉)と、それを与えるための投薬用のおやつくらいでした。
まず、そのおやつを疑い、お薬は水に溶かして与えるようにしました。
一時は少しおさまったようにも見えましたが、またかゆがりだし、更にひどくなっています。
そのため、皮膚疾患のみを皮膚科に力を入れている他院で診てもらおうと8月末より移りました。
その病院でレボリューションプラスの投与を指示されました。
もちろん2014年に投与後のただれと脱毛があったことは話しましたが、聞く耳を持ってくれませんでした。
それどころか、本当にレボリューションで脱毛したのか?猫が自分でかいてそうなったのではないのか?と疑われました。
1回使って脱毛したからといって、本当にそれが原因なのか分からない。2回、3回試して同じ結果なら、このこはこれを使ってはダメなんだなと判断する。と言われました。
そして、投与後の脱毛を自分は診ていないので分からない。判断できない。の一点張りで飼い主の話など聞こうともしませんでした。
この獣医の言う通りに従って大丈夫なのだろうか?我が家のこの子はどうなるのだろうかと不安で仕方ありません。
心臓専門医より心筋症はショック死など、突然、いつ、死んでもおかしくないと言われています。そんなこにレボリューションプラスの投与は本当に大丈夫なのでしょうか?本当に必要な治療、処置なのでしょうか?
心臓の獣医にレボリューションの話をしたところ、それは使ってはダメ!と言っていました。
その後、心臓と皮膚の獣医同士が電話で話をしたとのことで、皮膚のことは皮膚の獣医に任せるとのことだったそうです。
心臓の獣医が脱毛したのならレボリューションは使ってはダメと言っていたのに何故、意見を変えたのかが分かりません。(その後、お話をしていないため)
また、心臓と皮膚の獣医同士が話したところ、心的なものだろうと皮膚の獣医に言われました。
皮膚の獣医に次の診察(9/19)までに投与してくるよう指示されています。
しかし、投与することにためらっています。
私がただれと脱毛を気にすると、投与は朝にと指示されました。もし、異常か現れた時、病院で対応してもらえるようにとのことでした。
しかし、我が家は仕事のため朝から夕方まで猫1人でお留守番の生活です。その旨、伝えると、朝でも夜でもいいと言われました。
投与を指示された翌日はこの病院は休診日でしたが、その場合の対応の説明もありませんでした。
本当は獣医さんを信じて治療を行うべきなのは分かっています。しかし、前述のようなレボリューションに対する方針、その他の対応が信頼、信用出来ません。
それなら他の病院に変えればとも思いましたが、こんな状態の子をつれ回すのはこの子のことを思うと出来ません。
長文になり申し訳ありません。
現状の猫にレボリューションプラスの投与について本当に大丈夫なのか?必要な治療なのかを教えてください。
どうか、よろしくお願い致します。
2021-09-15 00:28:47
専門の獣医師からの回答
ご質問内容を読ませて頂きました。ご家族の一員である大切な猫ちゃんのことがご心配なお気持ちが大変理解できました。レボリューションを滴下した部位がただれてしまって、脱毛したということですが、このような滴下型の予防薬を塗布した場合に時々このような症状を示す猫ちゃんがおられます。痒みが続いているとのことで皮膚科の先生はノミマダニなどの外部寄生虫の駆除をしておいた方が良いということで指示されたのだと推測されます。もしご心配ならレボリューションプラス以外のノミマダニ予防薬もありますのでそちらを使用するのも選択肢かと思います。私自身も同じような猫ちゃんが来院された場合は他の予防薬を使用するようにしています。絶対に同じような症状が出ないとは言えませんが、経験上、違う製剤を使用することで同じような症状が出たことはありません。その場合も万が一症状が出た場合にすぐに診察してもらえるように1日ご自宅におられるお休みの日の朝に予防薬を使用された方がより安全かと思います。それも心配でしたらもう一度主治医の先生にご相談してみてはいかがでしょうか?
2021-09-18 22:29:22
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