イヌ・ネコの健康医療相談

相談・獣医師回答・コメント

ちゃこちゃ(質問主)


猫アイコン 猫 14歳 メス 雑種

体重:7.1kg

飼育歴:13年9ヶ月

居住地:香川県坂出市

飼育環境:室内

右足の肉球が腫れていて、病院を
受信しました。初めは細胞を少しとり
検査したところ、骨肉腫の疑いがある
とのことで、次は腫れている部分を
大きく切除し、(人間でいうと、小指あたり)
病理検査をしました。

病理診断した結果、骨肉腫の疑いがあると
言われました。
いろいろネットで検索しましたが、
骨肉腫の場合、歩き方が***で歩く
とか、いたがってたりとか書いてありましたが
うちの猫は、そんなそぶりもなく
ご飯もたくさん食べ元気に歩いてます。
足の切除は避けたいと思ってます。
本当に骨肉腫の疑いでしょうか?
体重の変化はありません。
飼い主として、どうしたらよいで
しょうか?

日時2021-03-11 13:46:04

専門の獣医師からの回答

細胞診と病理組織検査どちらも「骨肉腫の疑い」、ということですので、残念ながら骨肉腫と考えて良さそうです。ただ、病理組織検査の所見に納得できない場合は、通常は検査可能な組織や組織標本が検査所などに保存されていれば、主治医を通じて他の病理検査所で再検査を受けることは出来ると思います。
猫の骨肉腫は犬に比べると悪性度が低いと言われていて、断脚などの所属骨格の切除(足の場合は断脚)をしてあげると比較的長期の生存(2~5年)が可能との報告があります。
犬では断脚手術と化学療法(抗がん剤)を組み合わせて治療することが多いのですが、猫の骨肉腫では有効な化学療法の情報が不足しているのが現状です。そのため、しっかりと外科手術で切除することが治療の基本となります。
積極的な治療は断脚手術ですが、14歳と高齢ですので、断脚手術には迷われることと思います。
2度目の手術での切除範囲と、ご愛猫の現在の体調(高齢なので腎機能に注意)や、今後何歳まで元気でいられそうか、といったことを考慮して主治医と改めてご相談されては如何でしょうか。
どうぞお大事になさってください。

日時2021-03-14 21:50:56

ちゃこちゃ(質問主)


ありがとうございます。
病理診断で、軟骨肉腫と判明したので
取り除けていなかった部分を
再手術する事となりました。
本猫は食欲もあり元気そうなので
この子の生命力にかけてみます。
また、相談してもいいですか?

日時2021-03-14 22:20:14

ちゃこちゃ(質問主)


断脚はまのがれました。
今も歩き回ってます。
逆に元気すぎて心配です。
本当にありがとうございました。

日時2021-03-14 22:34:54

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