イヌ・ネコの健康医療相談

相談・獣医師回答・コメント

(質問主)


犬アイコン 犬 14歳 オス ダルメシアン

体重:19kg

飼育歴:13年9ヶ月

居住地:愛知県日進市

飼育環境:屋外

14歳の雄のダルメシアン(19~20kg)ですが、去年の11月初めに首が傾き、めまいや嘔吐、真っ直ぐ歩けない等の症状が現れたため、病院に連れて行ったところ、脳軟化症と診断され、プレドニゾロン錠5mgを1回0.5錠 1日2回、トリノシン錠20mgを1回1錠 1日2回飲んでいました。後ろ足を引きずって歩いています。そして、数ヶ月前から後ろ足に痒みが出たので、病院に連れていったところ、痒みを抑えるためプレドニゾロンを増量とのことで、今は1回1錠 1日2回飲んでいます。(トリノシン錠は変わらず飲んでいます。)痒みがおさまる気配がないのですがこのままこの量を飲み続けてもよろしいのでしょうか。舐めるので真っ赤になり、噛んで傷もあります。感染症を引き起こしている可能性もあります。感染症だった場合、ステロイドは免疫を抑え感染症を引き起こしやすくするため、悪化し痒みはおさまらないと思います。主治医は感染症ではないと言ってプレドニゾロンで痒みをおさえようとしています。(患部をあまりじっくり見てくれていないような気がします。)塗り薬はすぐに舐めてしまうので使用困難です。また、ステロイドによる他の副作用も心配です。脳軟化症の治療のためステロイドを飲み続けることは必要だと思いますが、痒みの治療により増量したこの量を長期的に服用し続けてもよろしいのでしょうか。感染症であるか否か、感染症であった場合の対処法と、そうでない場合の対処法、犬にとってこのステロイドの量は長期服用しても特に問題ない程度の量なのかを教えてほしいです。ご回答よろしくお願いいたします。

日時2020-07-12 16:05:43

専門の獣医師からの回答

セカンドオピニオンですね。ネットで写真しかないこと、ご了承ください。
脳軟化症って何でしょうか?全く一般的ではない診断名と理解されます。特発性前庭障害のことでしょうか?
とすると、すでにここ数日で改善傾向にあるのでは?と想像します。
皮膚は、見た目「膿皮症」と思われますが、動物を見ないで皮膚検査もせずの話なので、まったくこちらには信頼性がありません。
犬の体重からすると、現在のステロイドの量は、よほど数ヶ月以上投与しなければ問題はないと考えますが、投与する正当な理由がある場合に許される投薬と考えます。
脳症状も、改善傾向になければMRI検査が必要です。皮膚も改善しないならば、きちんと皮膚検査をして必要な投薬を行うべきと考えます。今一度、主治医の先生とよくご相談ください。
感染症である場合とない場合の投薬については、本が1章分くらい書けそうなのでご容赦ください。

日時2020-07-13 22:04:56

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