イヌ・ネコの健康医療相談

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chi-chan(質問主)


猫アイコン 猫 4歳 メス 雑種

体重:3.4kg

飼育歴:3年3ヶ月

居住地:神奈川県川崎市高津区

飼育環境:室内

左前肢に血栓症の症状が見られ、現在治療中の猫(4歳1ヶ月、雌、MIX)です。
血栓症の原因である病気がわからず困っています。

症状が現れたのは6日前で、発症後5時間以内に診察を受け治療をしてもらいました。それから注射と点滴による治療を続けていましたが、今は錠剤の抗凝固剤を自宅で投与しています。
今は左前肢の体温も戻り、跛行もなく、発症前とほとんど変わらない状態まで回復しています。

これまで夜間診療所で超音波検査、レントゲン検査、血液検査をしてもらい、その後、かかりつけの病院と高度医療センターで夜間診療所の検査結果を見てもらいました。
また、かかりつけの病院でも改めて超音波検査をしてもらいました。

いずれの先生にも
・症状からみて、血栓症である
・だが、心臓に異常はなく、腫瘍も見当たらない
・経過は良好なので今の治療を続ける方針でいいと思う
と言われています。

以上の経緯を踏まえ、質問は以下になります。
①心臓に異常がなく腫瘍も見当たらない場合、何が血栓症の原因と考えられるのでしょうか。
②その原因を突き止めるにはどのような検査を受ければよいのでしょうか。

日時2019-09-09 03:56:07

専門の獣医師からの回答

心臓に異常がなく、腫瘍病変も見当たらない場合の血栓症の原因として、血液凝固系活性が亢進して血栓ができることもあります。凝固系活性の亢進は、炎症や血液粘稠度が高い場合など考えられます。しかし、そのあたりは、夜間診療では十分でなくても、その後の診療でみつかりそうなものです。その他に局所の血管の炎症により血栓が形成されて、血栓が塞栓した、または、血管の狭窄、攣縮などがあったかもしれません。高度医療センターでの画像検査は、単純X線検査や心エコー図検査以外にCT検査はされましたか。血栓塞栓部位の検査は通常は強く希望しない限りはしないと思いますので、飼い主さまが強く原因を追求したいのであれば、造影CT検査など、費用と侵襲はかかりますが、相談された方が良いかもしれません。また、心臓疾患は専門性が高いので、別の施設での再検討も考慮された方が良いと思います(いろいろな大学などで見つからなかったが、ある施設でやっと原因がわかったという例は珍しくありません)。

日時2019-09-15 09:03:49

chi-chan(質問主)


ご回答、ありがとうございます!

> 血液凝固系活性が亢進して血栓ができることもあります。
> その他に局所の血管の炎症により血栓が形成されて、血栓が塞栓した、または、血管の狭窄、攣縮などがあったかもしれません。
考えられる原因についてご教示いただき、ありがとうございます。
これらの可能性について、一度かかりつけの先生にも確認してみようと思います。

> 単純X線検査や心エコー図検査以外にCT検査はされましたか。
CT検査は受けていません。
受けるとしても、連日の通院と治療により食欲不振と睡眠不足に陥り体力が失われていたこと、また、臆病な性格で外出自体がストレスになることを踏まえ、少し時期をおいてから受けようと考えていました。
ただ、かかりつけの先生や高度医療センターの先生にCT検査について伺ったところ、
・今回の血栓の部位や原因がわかる保証はない(今すでに血栓も溶解され始めているので、さらにわからなくなっている可能性が高い)
・血栓ができるほどの心臓異常や腫瘍なら、単純X線検査や心エコー図検査以外でわかると思う
とも言われており、相当なストレスを与えてまでそのような検査を受けるのもいかがなものか…と勘案しております。

> 心臓疾患は専門性が高いので、別の施設での再検討も考慮された方が良いと思います
なるほど、そのような専門的な施設があるのですね。一度調べてみます。
猫の負担にならないよう、なるべく近隣で該当する施設があるといいのですが…!

この度はご丁寧にご回答くださり、まことにありがとうございました。
専門の獣医師さんからの詳細なご回答、大変参考になりました。

日時2019-09-16 14:24:12

 
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