イヌ・ネコの健康医療相談

相談・獣医師回答・コメント

うに(質問主)


猫アイコン 猫 16歳 オス 雑種

体重:2.8kg

飼育歴:15年7ヶ月

居住地:青森県青森市

飼育環境:室内

自宅での血糖値測定なしでやっていけるのでしょうか?

うちの猫は16歳の雄で、糖尿病と慢性腎不全を患っています。
糖尿病の治療を始めて1月半ですが、まだ血糖値の安定には至っていません。
いま2つの病院で診ていただいていますが、どちらでも猫の耳からの血糖値測定は難しいと言われました。
しかし徐々に腎不全が進んでいくと食欲が落ちたり、ムラがでてしまうでしょう。
その時家で血糖値を測れれば、ある程度インスリンの加減が出来ると思っていたのでどうしたらいいか分からずにおります。
貧血もでてきてしまっているので、あまり頻繁に1日になんども病院の採血で血を抜くのが心配なのもあります。

腎不全のステージは2か3だそうです。(これもまだ安定していない)
貧血の対処はエスポを打っています。(はじめたばかりです)
飲み薬はセミントラです。
今使っているインスリンはプロジンクです。
家では尿糖試験紙でのチェックはこまめにしています。

まだまだ分からないことだらけで、混乱しているかもしれません。
どうぞご指導よろしくお願いいたします。

日時2019-06-01 10:48:02

専門の獣医師からの回答

猫ちゃんが糖尿病と腎不全を併発して治療中とのことご心配かと思います。ご質問の内容は猫の耳からの採血と血糖値測定が難しいかとのことかと思いますが、技術的に難しいという訳でもないとは思います。動物病院によっては飼い主さんによる耳介から採血と血糖測定を推奨している動物病院もあるかと思います。
ただし、飼い主さんの血糖値測定によって自己判断でインスリン投与量を変化させることはあまり、お勧めできません。インスリン投与量の決定はかかりつけの獣医師と相談して決めるのが望ましいでしょう。また、自宅で血糖測定する場合の検査機器の選択も問題で、人間用の機械を流用すると大きく誤差が出る場合もあります。
 飼い主さんに自宅で血糖測定をしてもらうかは、自宅での血糖測定のメリットと、インスリン量の自己判断による調整などによるデメリットを天秤にかけて、最終的にそれぞれの動物病院が方針を決めているのではないでしょうか。いずれにせよ、糖尿病治療はかかりつけの動物病院との連携が大切ですから、動物病院でよく相談して頂ければと思います。猫ちゃんの病状が落ち着くことをお祈りしております。

日時2019-06-08 19:10:32

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