イヌ・ネコの健康医療相談

相談・獣医師回答・コメント

カワハル(質問主)


猫アイコン 猫 2歳 オス マンチカン

体重:3.5kg

飼育歴:1年10ヶ月

居住地:北海道札幌市西区

飼育環境:室内

片目の涙・目ヤニ・血便。
場合によってはひどく目頭から鼻筋にかけてただれてしまいます。
目ヤニは赤黒く目頭からかたまります。たまにひどいときは鼻も同様の鼻くそのようなものがついてます。いずれも左側のみ。

経緯としては、はじめて飼った頃は両目に涙・目ヤニ・鼻水で病院に連れていったところ猫ヘルペスってことで、飲み薬・目薬で治療しました。しかしながら左側のみ目ヤニが残ってしまい病院ではうまく付き合って行くしかないと言われました。
しばらく様子を見ましたが大便に粘液のような血がついているのを見つけ、違う病院に行き検査しましたが、腸内バランスが崩れ悪玉菌が少し多いとの診断のみでした。目も見ていただきましたが原因不明。

それから乳酸菌入のフードにしてみたりアレルゲンフリーのフードにしてみたりした中である現象を見つけ、それを相談したいです。

フードにより症状が激変することに気づきました。
①グルテンフリーなどのフードは血便+下痢+涙・目ヤニが悪化
②フードによってあきらかに涙・目ヤニの出方・血便の出方がかわる(ただし左片目のみ)
ひどいときは、黒いかたまりが、こびりつきただれます。良いときは透明な涙にかわり濡れぎみで涙やけ程度。

上記を病院で相談しましたがフードに原因がある場合は両目に症状がでるので考えにくいと言われました。

原因は何が考えられるでしょうか?
単なる胃腸が弱い・流涙症なのか、大きな病気の可能性があるのか、知りたいです。

よろしくお願いします。

日時2019-05-22 19:47:38

専門の獣医師からの回答

コーングルテンなどは猫においても消化吸収が良いことが知られています。そのため、グルテンに対してアレルギー症状や過敏症を起こすことが無ければ、敢えてグルテンフリーのフードにこだわらなくても良いと思われます。
フード中のタンパク源としてチキンや肉、魚などの割合が増え、逆に可溶性繊維の割合が低下すると、消化管の蠕動運動や腸内細菌のバランスが変化することにより、猫によっては便の色が濃くなったり、便の匂いが強くなることがあります。
腸内細菌のバランスは免疫機能など体調に関連しますので、慢性の結膜炎がある場合には症状が悪化することも考えられます。
食物アレルギーやグルテンに対する何らかの不利益があるのでなければ、ご愛猫と相性のよい良質の繊維(可溶性繊維)を含んだキャットフードを与えて頂くと良いでしょう。

日時2019-05-26 00:37:04

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