イヌ・ネコの健康医療相談

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ねここ(質問主)


猫アイコン 猫 10歳 オス 雑種

体重:不明

飼育歴:9年3ヶ月

居住地:東京都江東区

飼育環境:室内

1年前あたりから、口まわり、尻尾のあたりに多くの角栓のようなものがみられます。同時に全身の毛がかなり少なくなって、長毛よりだったのですがいまはスッキリしてしまいました。(短毛と言うよりはかなり薄毛になってしまったような感じです)皮膚病なのでしょうか。昔からあごには黒いプツプツがありましたが尻尾にも黒く埋まってるプツプツが出来てしまっていたのでびっくりしました。
もともと多頭飼育崩壊のおうちで生まれた子でしたので、猫エイズの子のようなきつい口臭があります。足腰も弱く、よろけながら歩いています。元々食が細く身体も小さいのですが、ごはんやトイレは普通にできています。
皮膚のことが気になっておりますので宜しければご回答お願いします。
尻尾の画像を添付させていただきます。(かぎしっぽです)

日時2019-03-30 21:37:33

専門の獣医師からの回答

口の周り、顎のブツブツは「座瘡(ざそう)」、尾のブツブツは「尾腺の過形成」ではないでしょうか。座瘡はケラチン(表皮の角質タンパク)や皮脂が毛包と呼ばれる毛根の部分に充満して黒いブツブツした貯留物として認められるもので、炎症を起こすことも稀ではありません。座瘡の原因はさまざまですが、アレルギー体質やエイズウイルス、猫白血病ウイルスの感染などが発症し易い要因との説があります。
尾腺の過形成は、去勢手術を受けていない雄の成猫に見られることが多いとされています。
座瘡も尾腺の過形成も、共に炎症を起こしていなければ特に心配する必要はないのですが、尾のブツブツの部分は、毛を短く刈って*菌効果のある薬用シャンプーで洗浄するなどして清潔を維持してあげると良いでしょう。
どちらも皮膚が赤く炎症を起こすようでしたら動物病院を受診してください。
10歳で足腰が弱り歩行がふらつく、被毛が少ない、とのことですが、内臓など全身状態が心配ですね。 どうぞお大事になさって下さい。

日時2019-04-09 00:49:25

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