イヌ・ネコの健康医療相談

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maria(質問主)


犬アイコン 犬 39歳 メス マルチーズ

体重:3.0kg

飼育歴:39年2ヶ月

居住地:北海道札幌市中央区

飼育環境:屋外

クッシングの疑いの子です。

血液検査で特に跳ね上がってる項目なしで臨床症状は毛が少しだけ薄いくらいです。
クッシングって脳下垂体の腫瘍か副腎そのものの腫瘍ですよね?
うちの子、長年もう1匹の病気の子の生活でストレスが半端なかったと思うんです。
で、コルチゾールがずっと出てて副腎が大きくなったのかな?なんて思ったんです。
ある獣医はストレスをなくして生活してみたらサイズが小さくなる例もあるとかって言ってました
ストレスだけで副腎が大きくなる?か、生まれつきとか?そんな話しも。
脳下垂体や薬剤や副腎腫瘍以外にコルチゾールが増えて副腎が大きくなる可能性もあるのでしょうか?

日時2019-03-15 23:29:41

専門の獣医師からの回答

クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)あるいは高コルチゾール血症の原因についてのご質問と理解しました。
自然発生のクッシング症候群としては,機能性(ホルモン産生性)副腎皮質腫瘍(腺腫または腺癌)と脳下垂体性に大別され,多くは後者です。副腎皮質ホルモンの長期投与によっても医原性のクッシング症候群が起こります。
なお,下垂体性の副腎皮質機能亢進症は,脳下垂体ホルモンである副腎皮質刺激ホルモン(内因性ACTH)が過剰に分泌されることで副腎皮質が過形成(腫大)となり高コルチゾール血症が起こりやすくなります。
その原因は下垂体腺腫(下垂体の良性腫瘍)が一般的で,それ以外に慢性ストレス性疾患でも起こり得ます。
ここまでは,質問者がかかれているとおりです。
それ以外の原因としては肝疾患や腫瘍性疾患が考えられます。
これはコルチゾール様物質が分泌されるためと考えられています。
ただし,この場合は副腎の腫大とは無関係です。
クッシング症候群の診断は,臨床症状やホルモン検査を含めた血液検査で比較的容易に判断できますが,原因の鑑別は必ずしも簡単ではありません。
いずれにしても副腎腫大が認められている場合は,両側性か片側性か,形態異常を伴うかどうかが重要です。
下垂体腺腫の有無についての精密検査としてはCT検査やMRI検査が必要となります。
年齢の記載が間違いと思われますので,ご確認ください。

日時2019-03-24 22:37:52

 
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