イヌ・ネコの健康医療相談

相談・獣医師回答・コメント

モモゾウ(質問主)


犬アイコン 犬 12歳 メス ラブラド-ル・レトリーバー

体重:25kg

飼育歴:11年3ヶ月

居住地:埼玉県三郷市

飼育環境:室内

ラブラドール11才 肥満細胞腫の治療について
・現在の状態
胸部リンパ付近に再発転移、腹腔内で出血。貧血の数値が15%にまで低下し急遽輸血。現在は37%まで回復し、抗癌剤ビンブラスチンを投与(週1で現在3回目) 分子標的薬(2種類)は奏効せず。ガスター、ステロイド服用。
動作は呼吸が若干荒い。体重変化はやや減少傾向。食欲旺盛。排泄物良好。日常的には元気に過ごしています。
・経緯
昨年4月、首の部分に急に野球ボール大のシコリができ受診したところ、肥満細胞腫と診断。シコリの中は血液。切除手術。
経過観察中…翌月の5月、肥満細胞腫を切除した部分に新たなシコリ。穿刺細胞診の結果 甲状腺癌と診断。片方の甲状腺の切除手術。
この時点での転移検査では、転移の所見は見られず、月一の経過観察をしていました。(問診&触診)
11月中旬、呼吸の雰囲気がいつもと違う感じがしたので受診。レントゲン、エコーの結果、胸部リンパ付近に腫瘍と腹水があり、腹水は血液でその血液を調べると、肥満細胞腫の細胞が検出されました。(抜いた血液は80ccほど、肺や心臓を傷つける恐れがあるので、全ては抜けず)
手術適応外と診断し、分子標的薬パラディア開始。(ガスタ.プレドニゾロン服用)
12月中旬、散歩後急に元気がなくなり、急遽受診。貧血あり(15%)→輸血。分子標的薬を変えるも出血止まらず、抗癌剤へ移行。
12月17日 抗癌剤ビンブラスチン開始。
週一回のペースで4回投与。その後二週に一度に減らす予定で治療中。
1月2日 3回目の投与。
前日少し苦しそう…。胸部エコーの所見では、少し腹水(血液)あり。抗癌剤が効かなくなって来ているかも知れない。その場合の治療プランを考えて行きましょう。となりました。

ビンブラスチン以外に、使える抗癌剤があれば教えて下さい。腫瘍がある状態での、放射線治療は効果無しと読んだ記憶があります。可能性のある治療法なないでしょうか?レーザー治療を薦めていらっしゃる記事も読みましたが、どの様な物でしょうか?我が子の命が力尽きるまで、出来るだけ楽に過ごさせてあげたいのです。宜しくお願い致します。

日時2019-01-03 09:15:44

専門の獣医師からの回答

経過から考えて、肥満細胞腫の全身播種と思われ、非常に悪い状況と推測されます。現在までに行われてきた治療は、十分な治療と思います。さらなる治療を希望されているなら、埼玉県なら所沢の日本小動物がんセンターを受診してみたらどうでしょうか。日本で最高レベルの治療が受けられると思います。

日時2019-01-07 16:42:44

モモゾウ(質問主)


早々にありがとうございます。
がんセンターへのセカンドオピニオン!検討させて頂きます!

日時2019-01-07 18:10:40

記事への感想や、愛犬のかゆみで悩んでいることをお聞かせください。5月末までにご回答頂いた方の中から、抽選で10名様にAmazonギフト券500円分をプレゼントします。

 
これまでに3,000件以上もの相談が寄せられています。
みなさんの心配事に似ている過去の事例がないか、症状、病気、体の部位、薬、犬種・猫種など気になるキーワードで、相談・回答を検索してみましょう。

相談を検索する

種別: