イヌ・ネコの健康医療相談

相談・獣医師回答・コメント

ナナママ(質問主)


犬アイコン 犬 14歳 メス 柴

体重:不明

飼育歴:14年2ヶ月

居住地:

飼育環境:

14才のメスの柴犬を室内で(相模原市南区西大沼)飼っています。心臓と胆嚢の薬を服用。咳は抑えられていましたが下痢は繰り返しており、そのたびに点滴と薬で回復してきました。今年になってヘルニアで歩行不能になり、今月16日の夜から、また立てなくなり、加えて平衡感覚もなくフラフラで、翌日注射をしましたが回復せず、食べたものも吐き、その後食欲もなく(水は飲む)家族で看取る覚悟です。これから起こりうることは?

日時2016-05-26 11:56:17

専門の獣医師からの回答

症状から重症であると推測いたします。
基礎疾患として心疾患と胆嚢疾患がありヘルニアを発症したとの事ですがヘルニアは、椎間板ヘルニアとして回答いたします。
胆嚢疾患と下痢は関連しているのではないかと考えられますが、胆嚢疾患が何なのか不明ですので詳しいコメントは差し控えさせていただきます。

前回の椎間板ヘルニアの歩行障害と今回の歩行障害の症状は、同じでしょうか。
今回の症状には椎間板ヘルニアと異なる症状が認められます。
まず平衡感覚障害と嘔吐です。胸腰椎の椎間板ヘルニアでは平衡感覚障害はみられません。
また嘔吐も一般的な症状ではありません。
起立不能、平衡感覚障害、嘔吐から別の疾患を疑います。

運動障害には主に脊髄性運動失調、前庭性運動失調、小脳性運動失調などがあります。
患者に斜頸(頭が傾く)、眼球振盪(眼球が左右に動く)がある場合は、特発性前庭症候群の可能性が高く重度の目まいを発症して嘔吐を誘発します。
前庭とは内耳の一部で平衡感覚を司りますがその部分が何らかの障害を受けて発症します。
治療をすることでかなり改善が期待されますので希望を持ち再度受診をされたらどうでしょうか。

日時2016-06-01 10:41:56

ナナママ(質問主)


ご回答ありがとうございます。
その後次第に持ち直しておりますが、改めてご相談いたします。
前回の歩行障害時には平衡感覚障害はありませんでした。今回は眼球が激しく動き、頭は右下に傾き、ヨダレも多量、暴れる程の酷い目眩、オシッコもためられずに少量ずつ垂れ流していましたが、今はヨロヨロはしますが、自分の意思で何とか歩けて排便(下痢)もできるようになり、食欲も出てきて、ごくごく少量ずつあげています。相変わらずジェル状の便ですが。
今年4月6日の血液検査での異常値は
ALP 1746
Kカリウム 5.6
BUN 尿素窒素 32.6
WBC 白血球 20.1
Ht ヘマトクリット 22.6
です。
無理な延命ではなく、できるだけ苦しまなくていい選択をしたいと思います。ご助言よろしくお願いいたします。

日時2016-06-01 16:14:53

専門の獣医師からの回答

今回の症状は、特発性前庭症候群です。
眼球振盪が良くなるのに並行して症状は改善すると思われます。
血液検査所見から貧血と腎機能の低下、胆汁系の障害がうかがえます。
また便がジェル状であることから大腸炎を疑います。
大腸炎の程度にもよりますが、出血を伴う場合もあり貧血の原因は腎機能の低下あるいは大腸からの慢性的な出血かその両方によるものが考えられます。
また長期的な大腸炎により痛みと慢性的な脱水があると思われます。
諦めていらっしゃいますが、予後が不良の状態ではないと思われます。
十分に改善が期待できるため治療を勧めます。

このような状態を続けることは患者にとってはつらいことではないでしょうか。
まず行うことは大腸炎の治療です。
大腸炎の治療は、薬剤と食事療法により行いますが、家庭でできることは食事療法です。
腎機能低下と胆汁系の疾患を考慮して食餌を考えると次のような内容になります。
まず出来るだけ脂っこいものを避ける、魚や鶏肉を避け高級な蛋白質、例えば黄身を除いた卵、チーズ、キャベツなどを入れたお粥を作ってください。
もちろん味を付けて食欲を刺激してください。
食べるようでしたら様子をみながら増量してください。
薬剤による治療も並行して必要ですから出来るだけ早く病院に行かれることをお勧めします。

日時2016-06-03 11:12:48

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