イヌ・ネコの健康医療相談

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チョビクロ(質問主)


犬アイコン 犬 3歳 オス フレンチブルドック

体重:9.8kg

飼育歴:2年5ヶ月

居住地:

飼育環境:

腰痛
千葉県四街道市さつきケ丘
散歩以外室内飼育
15日 前足の上部から首の筋肉がピクンピクンと拍動に合わせたように痙攣。
動物病院で血液検査には異常が無かった。
脳からの信号がなんらかの異常でということでした。
コンセーブという薬を処方されています。
とても元気で食欲もありますが気になっています。

日時2016-05-26 09:24:49

専門の獣医師からの回答

前肢の上部から首にかけての筋肉が心臓の拍動に合わせて痙攣するとのことですね。
原因を分けて説明します。

1.血管の拍動
頸部には頸動脈という比較的太い血管が走行しており、心拍動に合わせて拍動しています。
短毛種や痩せている犬ではその拍動が伝わって見えることもあります。
また、心臓疾患により右心系に血液のうっ滞が生じると、頸静脈拍動が見られる場合もあります。

2.生理学的振戦
心臓由来の機械的な活動によって生じる体組織の受動的な振動が見られることもあります。

3.筋肉の痙攣
筋炎、低カリウム血症、低カルシウム血症などで筋肉の痙攣が生じる場合があります。

4.小脳の異常
小脳は運動を調節する働きがあり、小脳の異常により筋肉の振戦が見られる場合もあります。
飲水および食餌などの頭を下げるときに、振戦がより明瞭になるケースもあります。

5.中枢神経および末梢神経機能不全
神経そのものの異常あるいは神経の伝達障害などにより、筋肉の振戦が生じることがあります。
病態が進行するにつれ麻痺、歩様異常などの神経症状がみられる場合もあります。

6.頸椎奇形
短頭種は脊椎に奇形を持っている個体が多いです。痛みなどで振戦が生じる可能性があります。

上記以外にも原因はありますが、主なものを記載させていただきました。
血液検査ではカリウム、カルシウムなどに異常が見られないならば低カリウムなどは除外されます。
筋炎の場合はCK(筋肉、神経障害の際に上昇)およびCRP(炎症時に上昇)の上昇が見られる場合があります。また、心臓疾患がないのであれば、1の頸静脈拍動は除外されます。
4に関しては、心拍との関連はないため痙攣が心拍に対応して生じるようなら可能性は低くなります。
5、6に関してはとても元気ということなので可能性は低いです。
記載以外に症状がないのであれば、動脈の拍動、生理的振戦などの可能性が高いと思われます。

コンセーブは抗てんかん薬です。てんかんの治療は基本的には発作が生じてから行います。
明らかな発作がないのであれば、現時点では投薬の必要はないかもしれません。
実際に痙攣(振戦、拍動?)を診ていませんので、はっきりしたことはわかりませんが、症状が悪化するようであれば動物病院を受診してください。


日時2016-05-31 14:21:47

チョビクロ(質問主)


ありがとうございました。
発作と言う感じでは無いので投薬は中止してみます。

日時2016-05-31 14:53:28

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