イヌ・ネコの健康医療相談

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ゆずちゃん(質問主)


犬アイコン 犬 8歳 オス 柴

体重:14.5kg

飼育歴:7年6ヶ月

居住地:京都府京都市伏見区

飼育環境:室内

子犬のころからくしゃみをよくしていましたが、半年前から朝起きて動き出した時に必ず何回かくしゃみをします。しない日はありません。
ひどいときは数分止まらず鼻に何か異物が入っているような激しいくしゃみをします。
軽いときは鼻をフンフンいわせています。
いびきもあります。寝ているときだけでなく伏せて目をあけているときも鼻水でも詰まっているかの様なゴロゴロとした音がなります。音は鼻なのか喉なのかわかりません。
鼻水は、たまに出ますが垂れるほどではなく鼻のなかでキラッとひかる程度です。
逆くしゃみも頻繁にでます。一瞬で終わるときや2分ほど続くときもあります。
足やお尻をなめているときによくなります。息がゴロゴロしてから出たりもします。
あまりにも長いので心配しています。

1年前に足腰のふらつきが数分あり1か月後にも同じ症状があったので主治医の先生からMRIを進められ検査しました。
脳に何も病変がなかったので、てんかんの診断を受けました。
その時に鼻からでもふらつくことがあると説明がありましたがレントゲンのみの検査でその時は何もみつかりませんでした。
とても心配です、やはり鼻も詳しい検査をした方がよいでしょうか。
宜しくお願い致します。

日時2022-02-22 18:25:37

専門の獣医師からの回答

冬の朝などに屋外に出て急に冷たい空気を吸うとクシャミをすることがあります。また、犬は匂いを嗅ぐときに鼻でクンクンと吸い込みますので、クシャミが出易いものですが、時々ホコリや草や木のカケラなど色々なものを吸い込んでクシャミが異常に増えたり、鼻を気にするなどの症状で受診されることがあります。
鼻から吸い込むだけでなく、ピーナツやアーモンド、子供のオモチャのパーツなど、口にしたものが喉の奥から逆に鼻に入り込んで取れなくなって慢性のクシャミが増えて来院されることもございます。これらは通常CT検査で診断します。
慢性のクシャミの原因で注意したいのは、腫瘍と真菌(カビ)の感染症です。もちろん、慢性鼻炎もあります。
MRI検査は頭部(脳)の検査を目的に受けられたと思いますので、鼻(鼻腔)までは撮像しておられないのだろうと思います。もし鼻も撮像範囲に入っていればある程度観察可能かと思います。
8歳という年齢を考えますと、CT検査などで異物や腫瘍、真菌症でないことを確認しておかれると安心ではないでしょうか。場合によっては、CT検査と同時に細い内視鏡で口から鼻の奥を逆方向に観察したり、CT検査で必要があると思われた場合は鼻腔内の検査材料を採取(生検)する場合もございます。

日時2022-03-10 19:10:34

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