イヌ・ネコの健康医療相談

相談・獣医師回答・コメント

ポテママ(質問主)


犬アイコン 犬 15歳 オス チワワ

体重:4.2kg

飼育歴:14年9ヶ月

居住地:東京都大田区

飼育環境:室内

かかりつけの動物病院で定期的に全体的な検査、血液検査をしてますが肝臓数値が検査する度に高く今月はALT/GTPが329
ALP225でした。獣医さんからは慢性肝炎と診断され、お薬ウルソと抗生剤を2週間分処方されて2週間後に血液検査をする事になってましたが説明に納得出来なかったのでセカンドオピニオンを受けました。エコー検査をした所、肝炎ではなく多発性肝結節症の疑い?と言われお薬も抗生剤は不要との事でヘパアクトとウルソを飲ませる様にと2週間分処方され又、2週間後に血液検査をして結果次第では鎮痛剤を使い肝臓に針を刺す検査をすると説明が有りまさしたがこの検査はリスクが高いとも言われて非常に不安です。結節は3年位前から有り経過観察中でした。今回、病名が違うのに戸惑いも有り生検と言うリスクを伴う検査が怖いです。WEBで超音波造影剤の検査でしたら肝臓に針を刺す必要もないので安全ですとある病院のコメントを見つけました。実際にこの様な検査が出来る病院が近くに有るのか?とも思います。後、ご飯はブッチをあげてますが粗脂肪8パーセント以上です。肝臓にはあまり脂質が高いのはよくないと知人から聞き検査まではと現在は鶏ササミと野菜の手作りご飯をあげてます。ブッチは家のワンちゃんの体には良くないのか?良いフードはどんなのか分からないです。現在のワンちゃんは元気で食欲旺盛、お散歩も一日に2回問題なくしています。病名が違ったのでもう1箇所セカンドオピニオンを受診する予定です。
アドバイスをお願いします。

日時2022-01-19 11:39:07

専門の獣医師からの回答

高齢犬における肝酵素異常は様々な疾患で認められます。
しかも肝臓以外の疾患で肝酵素異常が起こることも多々あります。
特に不適切な食事や高齢であれば内分泌疾患(甲状腺機能低下症や副腎皮質機能亢進症)や腫瘍性疾患などのチェックは重要です。

参考までに慢性肝炎は肝硬変まで進行していれば,エコー検査である程度推察されますが,比較的稀な疾患であり,最終的には肝生検による病理組織学的検査で確定診断する病名となります。
結節性過形成(過形成結節)は高齢犬では非常に多く認められる良性の老齢性変化ですが,稀に腫瘍に進行したり,巨大化して破裂したりすることもあるので定期的な検査は必要となります。

本症例のように原因不明の肝酵素異常の鑑別において,腫瘍性疾患や慢性肝炎が疑われる場合には肝生検は重要な検査なのですが,小型犬では経皮的肝針生検はリスクが高い傾向があり,より安全性の高い開腹下や腹腔鏡下で行うことを推奨する場合が多いです。
いずれにしても施設や担当獣医師により,肝酵素異常の鑑別のためのアプローチ法は異なる可能性があります。
現時点で一般状態に問題がないのであれば,肝生検を検討する前に,まずは年齢にあったプレミアムフードへの変更や他の全身性疾患が存在しないかを精査をしていただくのがよいかもしれません。
推奨される食事に関しては,主治医の先生にご相談ください。

日時2022-01-28 22:24:09

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