イヌ・ネコの健康医療相談

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yrs(質問主)


犬アイコン 犬 7歳 オス チワワ

体重:3kg

飼育歴:7年3ヶ月

居住地:北海道恵庭市

飼育環境:室内

今年の11月中旬〜
○歩き方が変(斜めっている)
○顔の右側だけ痙攣を起こしている(チック症のような症状)
寝ている時は痙攣を起こさず起きている時だけで、最初は右の鼻周りがピクピク→右側の口を歪める→顔を大きく左側へ傾けると徐々に酷くなり、直ぐにかかりつけの病院へ向かいました。血液検査では問題なく脳炎かもしれないと大学病院でMRIを勧められました。大学病院へいくまでの約2週間、ステロイドを処方して頂き飲ませましたが痙攣はおさまり、歩き方も通常通りになりました。

2週間後、大学病院で検査したところ生検しない限り詳しく分からないが恐らく鼻腔腺癌で余命1年と言われました。
右鼻腔内の腫瘍が篩板を壊して頭蓋内に侵入しているため神経症状がでている。
肺への転移像は見られない。
とのことです。

今は薬のおかげで痙攣、歩き方共に問題ないです。体重、皮膚、外見も変化なく、食欲もあり、排泄も問題ありません。
2週間後また大学病院へいく予定です。

まだ7歳なので出来ればもう少し一緒にいたいです。辛く苦しい治療は避けたいですが…

○治療するか別として生検だけでも受ける意味はあるのか(生検は手術になるといわれた)
○完治する可能性はあるのか
○治療により元気に生きられる期間は増えるのか
○鼻腔腺癌の場合分指標的療法を提案されましたが放射線等より効果があるのか
○散歩はいっても良いのか(散歩が好きなので)
○家にもう1匹別の健康な犬(チワワ・5歳)がいますが治療により悪影響を及ぼすことはあるのか(被爆等)
○治療による負担や生活にどのくらい影響があるのか

わかる範囲で教えて頂きたいです。

日時2021-12-02 00:26:50

専門の獣医師からの回答

 以下のご質問に対して回答させて頂きますが、詳細につきましては、大学病院の先生に直接ご確認ください。

○治療するか別として生検だけでも受ける意味はあるのか(生検は手術になるといわれた)
  画像診断だけで鼻腔内腺癌であることを確定することはできません。治療を行う前に診断を確定する
ことは、最も大切なことです。鼻腔内腺癌は犬の鼻腔内に発生する腫瘍の中で最も発生頻度が高い腫瘍
ですが、他の腫瘍との鑑別を行い、診断を確定するには組織生検が必要となります。

○完治する可能性はあるのか
鼻腔内腺癌であった場合は、完治は難しいと思われます。

○治療により元気に生きられる期間は増えるのか
腫瘍の進行状態にもよりますが、放射線治療(または放射線治療と分子標的薬の併用)を実施するこ
とにより、元気に生きられる期間が延長する可能性はあると思われます。

○鼻腔腺癌の場合分指標的療法を提案されましたが放射線等より効果があるのか
鼻腔内腺癌に対する分子標的薬の単独治療では、70%に臨床的有効性(大きくならなかったものも有
効とする)が認められたとの報告があります。分子標的薬につきましては、まだ定まった効果が実証さ
れていませんので、現状におきましては放射線治療に優るものではないと思われます。放射線治療と分
子標的薬の併用治療により、放射線単独治療より、生存期間が延長したという報告はあります。

○散歩はいっても良いのか(散歩が好きなので)
呼吸状態に問題がなければ、散歩の制限は必要ないと思われます。

○家にもう1匹別の健康な犬(チワワ・5歳)がいますが治療により悪影響を及ぼすことはあるのか(被爆等)
  被爆等の心配はないと思われます。

○治療による負担や生活にどのくらい影響があるのか
  放射線治療でも分子標的薬による治療でも副作用はあります。担当医は副作用が生じた場合に、その重篤度によって治療を継続するか休止するかを判断します。副作用は必ず発現するものでもありませんが、事前にどのような副作用の可能性があるかを、担当医に確認しておくことは大切です。
  放射線治療は高額な治療になると思われますので、飼い主様への経済的負担は大きくなると思われます。

日時2021-12-05 23:50:54

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