イヌ・ネコの健康医療相談

相談・獣医師回答・コメント

イーサン(質問主)


猫アイコン 猫 15歳 オス 雑種

体重:不明

飼育歴:1年11ヶ月

居住地:神奈川県横浜市旭区

飼育環境:室内

春頃から血尿や頻尿の症状が出て、膀胱炎として治療してきましたが中々良くならずエコー検査をしたところ、膀胱内に腫瘍が二つ見つかりました。
おそらく移行性上皮癌ではと獣医師から言われました。
オペで腫瘍を取り除くか、対症療法でいくか選択を迫られています。
トラは体重3.25キロ、エイズ陽性で、腎臓病もステージ2です。

現在も少量の血尿がずっと続いていて、止血剤などで大量出血しないようにしています。

オペをすべきか否かで悩んでいます。
よろしくお願い致します。

日時2021-11-16 22:21:51

専門の獣医師からの回答

膀胱に腫瘤が認められた場合、それが腫瘍性病変か非腫瘍性病変かを超音波検査だけで鑑別することは難しいとされています。猫では超音波検査で膀胱に腫瘤性病変が認められた場合、血餅あるいは膀胱炎に関連した病変の可能性もあります。膀胱内腫瘤の精査を行うには、カテーテルを腫瘤のある部位まで挿入し、何度か吸引を繰り返して細胞を回収し、細胞診または組織診を行う方法が有用だと思われます。超音波検査以外に既に精査を行った上で移行上皮癌との診断でしたら、治療の第一選択は外科手術になります。膀胱内腫瘤の摘出手術は、詳細な術前検査により全身麻酔が可能と判断され、転移がなく、完全切除が可能な位置に腫瘍がある場合(腫瘍の位置が膀胱三角部でない場合)が適応となります。完全切除できた場合で脈管浸潤もなかった場合は、根治が期待できる可能性もあります。手術適応外と判断された場合は、内科治療(抗癌剤や消炎鎮痛剤の投与、あるいは緩和治療)の対象となりますが、十分な効果はあまり期待できないと思われます。エイズ陽性に関しましては、まだ発症していない状態でしたら、治療の大きな妨げになる可能性は少ないと思われます。あとは、15歳という年齢をどのように捉えられるかという飼い主様のお考えも治療選択の大切な要因となりますので、不安な点や治療に対する疑問点を担当の獣医師にしっかりと伝えて、よく話し合って決められることが大切だと思われます。

日時2021-11-24 23:40:30

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