イヌ・ネコの健康医療相談

相談・獣医師回答・コメント

たなか(質問主)


猫アイコン 猫 16歳 メス 雑種

体重:3.5kg

飼育歴:15年1ヶ月

居住地:群馬県渋川市

飼育環境:室内

質問失礼致します
ウチの子は雌なのですが、左前側のおっぱいが腫れててそれが先日破裂しおっぱい部分の皮膚が捲れ、左前足も右前足の2倍くらいに腫れてる状態です
排泄はおしっこはよくするのですが、うんちの回数は1日に1回位だったところが、今は2~3日空けて、普通の固さ色は少し黒っぽい感じで大きさも4センチ程度のを1回ぐらいになりました
毛並みも大部悪くなってごわごわしてます。関係あるかわかりませんが、尻尾の付け根が2年ぐらい前から濡れてるような状態です
元気な時つい半年前はよく走り回っていたのですが、
今はベットで一日の大半を寝て過ごしています
私が近付くと鳴いてこちらを見てきます。
しかし食欲は旺盛でゼリー状のご飯は完食で、段差の登り降りも片足で頻度は少ないですが出来てます。よく鳴き人間のご飯を食べたいとせがんでくるので元気なのだと錯覚してしまうぐらいです

最初(4年くらい前)はおっぱいが張ってるなという状態だったのですが。9月頃から赤い血豆のようなものに変わり、それがどんどん腫れて、あるときそれが破裂して左前足も大きくなってしまいました。正直金銭面から病院には通わせられず放置という形を取ってしまってました。

そして先日その事を獣医師の先生にご相談したところ、
乳腺腫瘍との診断を受け、それが足にもきているのだろうということでした。手術に関しても
症状の侵行度、手術の際に足の筋肉を大部分取ること、年齢が17と高齢ということもあり体力的にも難しく、
見守ることしか出来ないということでした。
内蔵の方は元気なので食欲はとても旺盛です
先生も内蔵は元気だからこれから症状は悪化しても頑張ってしまうだろうということでした。
破裂した傷口が膿んだり、腫瘍が圧迫して苦しくなるとも言われました。

やはり手術するのは難しいでしょうか。
元気なのでどうしてもという感情が出てきてしまいます。
手術は無理でもおっぱいの傷口だけでも膿まないよう治療してあげたい、もしくは傷口の傷みだけでも取ってあげたいなと考えているのですが…消毒以外での方法等はございますでしょうか。何卒、率直な意見を宜しくお願い致します。

日時2021-10-29 23:36:56

専門の獣医師からの回答

 乳腺腫瘍には悪性(乳癌)と良性がありますが、猫の場合は悪性の確率が80%を超えると考えられています。乳癌であった場合でも、しこりの大きさが2cm未満で、リンパ節転移や遠隔転移が認められなければ、完全切除することで根治が期待できます。しこりの大きさが3cmを超えており、リンパ節転移や遠隔転移が認められる場合の根治は難しく、外科適応外と判断し、緩和治療を選択する場合もあります。詳細な術前検査で、良性の可能性が高く、麻酔リスクも低いと判断した場合は、高齢であっても外科切除を選択する場合もあります。
様々な理由で経過観察され、病態がかなり進行してしまった場合、その時点から積極的な治療を行っても、良い結果に結びつく可能性は低いように思われます。
腫瘍が破裂した部位の消毒をされているとのことですが、化膿が続くようでしたら抗生物質の経口投与、痛みがあるようでしたら抗炎症剤の経口投与などの緩和治療が有効かもしれません。前肢の腫脹につきましては、腫瘍細胞の浸潤によるリンパ管閉塞の可能性が高いと思われるため、緩和治療での改善は難しいと思われます。緩和治療の詳細につきましては、担当の獣医師にご相談ください。
17歳という年齢は、一般的な寿命を超える長寿だと思いますし、大切に育てられた証だと思います。食欲があるうちは、しっかりと栄養をつけて、腫瘍と戦う体力を保つことも大切だと思います。

日時2021-11-04 00:43:24

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