イヌ・ネコの健康医療相談

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猫銀(質問主)


猫アイコン 猫 11歳 オス ペルシャ

体重:4kg

飼育歴:11年3ヶ月

居住地:神奈川県横浜市都筑区

飼育環境:室内

血液検査、エコー検査、CT検査結果などを行って、まずリンパ球性胆管肝炎だと診断されています。

ステロイド剤の投与では、ビルビリン値が正常になったものの、500代だったALTが900を超えるまでになってしまいました。
上田因子という治療でALTは400代に下がりましたが、またビルビリン値が上がってきています。
今はウルソ、ヘパアクト、**トキシコロジー療法という薬を飲ませて2−3週間に一度血液検査をしています。

その病院では、ステロイド以外の免疫抑制剤は使わないとのことですが、リンパ球性胆管肝炎ではステロイドが効かない場合は他の免疫抑制剤クロラムブシルなどを検討すると聞きました。そのような治療や効果について教えてください。

日時2021-10-11 07:08:31

専門の獣医師からの回答

リンパ球性胆管肝炎と診断され猫についての治療や予後についてのご質問ですね。
まず,リンパ球性胆管肝炎は猫の黄疸の原因として時々問題になる疾患です。
治療は副腎皮質ホルモンの投与が効果がありますが,免疫を低下させる治療の前には,化膿性胆管肝炎との鑑別が重要な疾患です。
さらに治療の反応が悪い場合にはリンパ腫という悪性腫瘍である場合も少なくないので,それらの鑑別診断のためには,肝臓の細針吸引(FNA)による細胞診や肝生検(経皮的針生検や開腹による生検)による病理組織学的を行う必要があります。
本症例において,血液検査,エコー検査,CT検査結果により,診断とありますが,もしリンパ腫を含めた鑑別のための,細胞診やリンパ球クロナリティー検査さらには病理組織検査などが実施されていない場合には,現在の診断名はあくまで疑いということになります。
クロラムブシルはTリンパ球性の低悪性度リンパ腫によく用いられる抗癌剤の一種です。
いずれにしても,どこまでの病態把握ができているのかはいただいた資料では判断出来ません。
また,このサイトでは,診察もなしに他院の診断の正当性や治療法についてコメントするようなことはできませんのでご理解ください。

日時2021-10-18 00:24:06

猫の皮膚病は飼い主が気づくことが多い病気です。よくある事例や飼い主が気づけるポイントを、猫専門病院「東京猫医療センター」の服部幸院長が動画で解説します。

 
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