イヌ・ネコの健康医療相談

相談・獣医師回答・コメント

みやぶう(質問主)


犬アイコン 犬 18歳 オス ビーグル

体重:10kg

飼育歴:18年1ヶ月

居住地:福井県福井市

飼育環境:室内

先月に18歳を無事迎えることが出来たビーグル犬雄の事でご相談させて下さい。生まれてからずっと18年同じ獣医さんにお世話になってます。心臓に雑音が有ると言われ10年近くベトメディン5mgを朝夕1/2錠づつえさに混ぜて投与してきました。最近 咳が増え 夜中もタンが絡んだような咳払いで起きることが多くなったので心配してました処、日中でもハアハアと呼吸が荒く辛そうだったのでかかりつけの病院に連れて行ったところ先生のご実家に御不幸が有り一週間お休みになります。心配なら他の病院に行って下さい。と言われ最近出来た病院に連れて行きました。そこの病院は最先端のエコーとレントゲンを遣い診察して頂きました。その獣医師さんによると「腹水がかなり溜まって肺を圧迫してる為 呼吸がしづらく咳が出ます。腹水を減らし肺を楽にしましょう。そしてこの子の症状からするともうこのべトメディンでは効きません。薬を替えて下さい。」と言われてピモハート・ラシックス・バクタを処方されました。1週間服用し 確かに咳は軽減し呼吸も安定したのですが、2週間目に入り散歩の足取りが与太付き食欲が無くなってきたので 再度受診しラテックスが効き過ぎた様で中和の注射を1本し薬を替えて貰いました。
老犬と言う事も有り、なるべく苦痛無く過ごさせてやりたいと思います。
最先端の医療で症状を軽減させてやりたいと言う想いと、18年ずっと見守っていて下さった先生の元最後までお世話になりたいと言う想いで悩んでいます。今まで見て頂いていた先生は、咳がひどく成ってきたのですが・・・と受診すると「人間だって年を取るとタンが絡み安くなるからしょうが無いですね。特にお薬を飲ませなくてもいいんじゃないですか。自然で」と言われました。でも、夜中も咳き込んで起きる回数が増え辛そうで心配していました。今は咳あまり出なくなりました。先生の考え方「自然に寿命を全うする。」「最先端の技術で治す」の違いかとも思いますが。
最先端で出来るだけ快適な日々を送らせてやりたい 思いと 薬が効きすぎたと言う事を考えると犬に余計な負担を掛けたかなとも思いやはり18年見てきて下さった先生がこの子の事を一番分っているのかと言う想いで揺れます。どうしたら良いでしょうか。10年同じお薬・同じ量で大丈夫なんでしょうか。かなり鬱血?肥大?してると言われました。

日時2021-09-13 10:56:03

専門の獣医師からの回答

 心臓が悪く腹水が貯まっていたということですので、少なくとも右心不全があるものと思われます。ベトメディンとピモハートは、中身は一緒でピモベンダンという薬です。発売している製薬会社が違うので、商品名が違うのみです。腹水が生じたので、ピモベンダンのみでは効果的でないため、ラシックス(利尿剤)を投与されたのだと思います。バクタは、抗菌剤ですので、何かの感染もあったのかもしれません。ラシックスが効きすぎたということですが、腎臓の数値が上昇したとか、低カリウム血症になったとか、脱水したとか、なにかの合併症が生じたのだと思います。フロセミドは利尿剤ですので、尿をだして体の水を抜くというものです。特に中和剤はありませんので、シンプルに点滴で水分を補ったんだと思います。ラシックスで腹水が落ち着いているのであれば幸いですので、抗菌薬は別として、今の薬が基本になると思いますし、それで抑えられなければ、薬は増えていくと思います。
 薬の効き方は、犬によって異なりますので、最初は一般的な投与量で処方し、その後の経過で投薬量の調整を行うというのはごく一般的なことです。ご心配でしょうが、今からの治療はその繰り返しになるのではないかと思います。心臓病は治りません。悪化と改善を繰り返しながら全体的には悪化していきます。
 病院によって診断治療のレベルや方針は異なってきます。費用も異なるとおもいます。最先端の病院のほうが検査をするし、様々な薬を使って治療をするのでどうしても費用がかかります。呼吸がしんどくなってきたら酸素テントのようなものも必要になるかもしれません。安定してきた10年間と今からの1日1日の治療は全く異なると思います。重症、末期であればあるほどきめ細かな検査と投薬が必要になります。ビーグルで18歳まで生きれたことはすごいことです。大切にされ、心臓病も1剤で落ち着いていたんだと思います。ですが、今は違います。腹水は末期症状の1つですので、年齢的にも最期のことも考えないといけません。
 個人的には、この子がしんどくなった時に、適切な治療を提供できる病院、もっといえばしんどくならないような治療を行える病院を選ばれた方がいいと思います。ですが、今後どの治療法(病院)を選択するのかは飼い主さんのお考え次第です。

日時2021-09-18 09:29:29

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