相談・獣医師回答・コメント
パラ(質問主)
犬 1歳 オス シベリアン・ハスキー
体重:20kg
飼育歴:0年6ヶ月
居住地:青森県青森市
飼育環境:室内
10ヶ月のハスキーです。繊維反応性腸炎の診断で4ヶ月時から処方食を食べていますがタンパク質や脂肪が少なく成長期の仔犬が長期間食べるのに不安を感じています。
普通のパピーフードに野菜やサプリを追加するなどして改善することもあるのでしょうか?
繊維の多い処方食はカロリーも少ないので10ヶ月の仔犬が必要カロリーを摂取するには供給量も多くなり、便も大量です。
悪循環なのではと思うことがありますが、何か良い対処方法がありましたら教えてくださいませ。
2021-07-19 16:07:55
専門の獣医師からの回答
生後4カ月齢から処方食を給餌しておられるとのこと。
繊維反応性腸症では、食餌に良質の可溶性繊維やオリゴ糖など善玉の腸内細菌の餌になるプレバイオティクスを増量することが推奨されています。
また、乳酸菌のような腸内の善玉菌(プロバイオティクス)を与えることも有効とされており、両者を併用することもございます。
ご愛犬は半年ほど処方食を続けておられますので、腸内環境もある程度安定している状況かも知れません。
成長期の大型犬に成犬用フードのみ給餌しておられることで不安も感じておられるようですね。
例えばですが、現在の処方食の10%を成長期の大型犬用のフードにして1週間から10日ほど便の状態を観察し、問題がなければ20%にして1週間から10日ほど観察する、といった方法もあると思います。勿論成長期用のフードを混ぜたぶん処方食は減量することになります。
この様な方法を試しても大丈夫な体調かどうか、できれば掛かりつけ医相談されてから試みてください。
また、食物繊維などのプレバイオティクスや乳酸菌製剤などのプロバイオティクスを補うサプリメントもございます。処方食に比べて費用と手間が掛かると思いますが、必要があればこちらも掛かりつけ医にご相談されると良いでしょう。
2021-07-26 20:14:19
パラ(質問主)
先生のおっしゃるように処方食に普通のパピーフードを10%ずつ混ぜながら100%までいきました、1ヶ月くらい調子が良いのですがまた突然崩れてしまい、その繰り返しで現在に至っております。
かかりつけの先生にサプリメントの相談をしてみます。この度はありがとうございました。
2021-07-26 23:31:56
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