イヌ・ネコの健康医療相談

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犬郎(質問主)


犬アイコン 犬 3歳 オス 雑種

体重:5.2kg

飼育歴:2年10ヶ月

居住地:東京都八王子市

飼育環境:室内

こんにちは。
我が家の犬(ポメラニアン、チワワのミックス)が気管虚脱と診断されました。
レントゲンを撮っていただいたところ、気管は25%ほど潰れており、初期段階らしいのですが、調べてみたところ進行性で内科治療だけでは完治はしないとあり、外科手術を考えています。そこで、手術するのであればどのようなタイミングで手術すべきでしょうか。
ネットの記事などでは高齢になって発症している事例が多く、うちの犬はまだ3歳ということもありとても不安です。
症状としては咳が止まらない、水を飲んだあと良くむせる、ときどき痰を吐くような仕草をする(実際に吐くこともある)、呼吸が荒い、いびきがうるさいなどです。
苦しんでいる姿を見ると一刻も早く手術してあげたい気持ちに駆られるのですが酷くならないうちに手術してあげたほうがいいのでしょうか。

日時2021-05-23 22:53:41

専門の獣医師からの回答

内容を拝見いたしました。ご心配ですね。若齢犬の気管虚脱は軟口蓋過長が原因として考えられます。軟口蓋過長症とは軟口蓋が長すぎて喉頭(気管の入り口)を塞ぎ呼吸が苦しくなる疾患で、いびきが認められます。軟口蓋過長があるとスムースに空気が肺に入らなくなるため肺を大きく膨らませて呼吸を促進させます。そのため気管は過度の陰圧となり気管が潰れ(平坦化)気管虚脱を起こしてしまいます。おそらく気管虚脱と軟口蓋過長が合併しているのではないでしょうか。若齢犬の場合、軟口蓋過長を治すと気管虚脱が改善する可能性があります。主治医とよくご相談ください。

日時2021-05-27 09:33:19

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