イヌ・ネコの健康医療相談

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空の上から(質問主)


猫アイコン 猫 14歳 オス 雑種

体重:6kg

飼育歴:11年6ヶ月

居住地:鹿児島県熊毛郡屋久島町

飼育環境:室内

10年前に血液検査の結果、猫エイズウイルス感染症と白血病の陽性がわかりました。家に迎え入れる前は野良猫ちゃんで足に喧嘩による噛み傷が化膿しており手遅れで断脚手術をうけています
その後腕も同じ状態になり2か月入院して完治しました。
その後10年近く健康に暮らして(完全室内)おりましたが
昨年の9月食欲がなくなり、病院へ行きました。高齢なので血液検査ができない(暴れるので)と検査はせず、レントゲン検査だけでした。
口の中が白いので貧血、すでに白血病が発症しているので、薬でしばらく様子をみますということで
点滴、飲み薬で抗生物質とステロイドを服用、2か月過ごし、食欲が戻り、今年の2月で元気に暮らしておりましたが
再び2月から食欲がなくなり、別の病院へ連れて行って血液検査をしてもらいました。(その時はその先生から暴れる子でも鎮静剤で血液検査をすることはできますと言われ、血液検査は可能でした)
その結果
GOT/730
GPT/609
ALP/113
TBIL/2.2
LIP/29
WBC/4400
RBC/540
Hb/9.5
Ht34.4
MCV/63.7
MCH/17.6
MCHC/27.6
PLT/10.4
でした
すぐ入院となり、先生は、肝臓の数値が高いが
原因は白血病なのかわからない
点滴と静脈カテーテルで薬を入れて
入院させますと言われました
3泊4日入院し、食欲も戻り、食べているので退院となりましたが
退院時は
GOT/300
GPT/367
ALP/255(入院時よりあがっている)
TBIL/0.9
LIP/24
WBC/9700
RBC/589
Hb/10.4
Ht/38.4
MCV/65.2
MCH/17.7
MCHC/27.1
PLT/4.3
でした。
ALPが高くなっているのに
疑問を感じながら
退院してステロイドと抗生物質の投薬をしていて、でも自宅では食欲はもどりませんでした、
毎日点滴をしたほうがよいように思いましたが
退院が週末と祝日をはさんでいて病院が休みだったので
薬がなくなる日に再び通院の予定でしたが、退院4日後の祝日の深夜
急激にぐったりして水をたくさんのみ水の入ったボールから顎をあげなくなりました。
とてもダルそうでしたが尿はでていました
よだれも目やにもなく、数分足をバタバタとして亡くなりました。
温めようとすると冷たい床に這っていき、暑がっている様子で
何度も毛布をかけたり、下に温かい敷物をしいても、また冷たい床に這っていくという繰り返しでした。
結局、なんの病気だったのだろう白血病なら
もっと何か違う様態な気がすると
亡くなってから1週間、ずっと後悔と疑問がぐるぐるしています。
私は離島に住んでいて、獣医師は限られていて選択肢はあまりありません
家には女の子の猫が9歳で、膀胱に石ができやすいということで
ロイヤルカナンをS/0を食事療法しています。
入院時にレントゲン検査やエコー検査はしていないということでした。
先生も原因がわからず、肝臓の数値が高いだけだったと
電話で問い合わせましたが、わからないということで、
先生を責めてしまう自分がおり
といっても、今後も数少ない獣医さんで離島では
この先生に診てもらうしか方法がありません。
この数値でこの治療で間違いはなかったのでしょうか
今いる猫ちゃんの為に本土に引っ越そうかとまで考える毎日です。
どうか、他の先生ならどう診断する可能性があったか教えていただきたく、
既に亡くなっているのに、
回答をいただけるか不安ですが、
今生きている猫ちゃんの為にも、治療の可能性はもっとあったのか
教えていただきたいのです。
よろしくお願いいたします。

日時2021-03-01 09:31:36

専門の獣医師からの回答

治療の甲斐なくお亡くなりになられたとのこと、お悔やみ申し上げます。
血液検査の結果だけで回答することはできません。ただステロイドを使用するとALPが高くなることは一般的です。
設備の整った病院であれば原因などわかった可能性はありますが、離島とのことですので検査、治療にも限界があったのかもしれません。原因がわかっても結果は同じだった可能性もあります。
日常生活を送るうえで自然が多い場所というのも猫ちゃんにとって良い環境だと思いますし、一方で医療体制に制限があることで病気になった際に満足いく治療が受けられないといった問題もあります。
難しい問題ですね。

日時2021-03-08 14:19:59

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