イヌ・ネコの健康医療相談

相談・獣医師回答・コメント

(質問主)


犬アイコン 犬 14歳 メス プードル(トイプードル)

体重:3.3kg

飼育歴:13年3ヶ月

居住地:群馬県伊勢崎市

飼育環境:室内

1月14日に13才、雌、未去勢、未出産。
右鼠径部の腫瘤で相談させていただきました。
その件でもう一度相談させて下さい。

写真は一番酷かった時と今現在です。
15日に、かかりつけの先生に再度診察していただき診断は乳腺炎か炎症性の乳腺腫瘍だけど1ヶ月程たたないとはっきりとした診断はできない。と言われました。(診察は触診のみ)
レントゲンをお願いし撮ってもらったところ肺の転移、子宮蓄膿症はみられないとのことでした。

私は1ヶ月待たないでセカンドオピニオンしたいのですが、他の家族は1ヶ月待ち再度診察してもらって納得がいかなかったらセカンドオピニオンでいいと意見が合わずセカンドオピニオンは出来ていません。

質問なのですが、乳腺炎か炎症性の乳腺腫瘍かの診断は1ヶ月経過観察しないとできないものなのですか?

今現在、抗生物質の注射にて腫瘤の赤みと内出血のようなものは消えましたが大きさはあまり変わってないように思います。
食欲は回復してきて元気もあります。
1ヶ月ただ経過観察だけでいいのか悩んでいます。
再度の質問で申し訳ありませんが回答して頂けますとうれしいです。
宜しくお願いします。

日時2021-01-20 12:25:52

専門の獣医師からの回答

乳腺の腫脹が炎症によるものか、腫瘍によるものかは、経過を観察するだけで鑑別できるものではないと思います。何らかの内科的治療を行いながら1ヵ月経過観察するのでしたら、1週間に1回、腫瘤の大きさを定規で測定してください。測定するのは腫瘤の縦の長さ、横の長さ、厚さの3か所です。測定の結果、大きくなる傾向が認められるようでしたら、治療の効果が乏しいか、腫瘍の可能性が高いと考えられるため、早急に獣医師にその旨を伝えて、診断を確定するための検査をしてもらってください。もし、経過を観察することに不安があるようでしたら、細胞診(針吸引生検)が有用かもしれません。細胞診を行っても診断が難しい場合もありますが、無麻酔で実施できる簡単な検査ですし、炎症か腫瘍かの鑑別は比較的容易だと思われますので、実施する価値はあるように思われます。セカンドオピニオンにつきましては、他院で診察を受けられる際に、セカンドオピニオンとして意見を伺いたいと予め伝えてから、診察を受けられることをお勧め致します。

日時2021-01-25 23:44:39

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