イヌ・ネコの健康医療相談

相談・獣医師回答・コメント

(質問主)


犬アイコン 犬 3歳 オス ラブラド-ル・レトリーバー

体重:28.5kg

飼育歴:2年11ヶ月

居住地:京都府与謝郡与謝野町

飼育環境:屋外

 未去勢ですがそれゆえの疾患も少なくないとお聞きしますので、定期検診で早期発見をと思っています。獣医様はまだしなくて良いとおっしゃっているのですが、不安なのでお聞きします。
1.どのような検査を重点的にすれば良いでしょうか。例えば検便、検尿、血液検査、レントゲン、エコー等の物理検査など。
2.どれぐらいの頻度ですれば良いでしょうか。
3.開始時期は。
これまでは月1のノミダニ薬、フェラリア薬投与、肛門腺絞りと、重大因子は有ませんが小さな外傷、胃腸障害、拾い食い、軽い膿皮症などで、お世話になっています。
 大きな疾患の早期発見を望んでいます。

日時2020-12-21 10:38:14

専門の獣医師からの回答

1. 血液検査とエコー検査は情報量が多いのでお勧め致します。中年以降に脾臓や肝臓に腫瘤ができることがありますので、そのあたりもエコーでよく見て頂かれると良いでしょう。
レントゲン検査は、雄のラブラドールということであれば、中年以降には変形性脊椎症(背骨の関節炎)や股関節の炎症の有無を確認しておかれると良いでしょう。
また、雄犬であれば病院でのカテーテル導尿も容易に出来ますし、自然排尿を容器で受け取ることも難しくありませんので、尿検査の敷居は高くないと思います。
検便は前日の夜から当日朝の便を少量持参されると良いでしょう。
2. 頻度は、年に2回がお勧めです。
3. 開始時期は、3歳からでも良いと思います。
一度健診を受けられて、その結果によって健診の間隔をかかりつけ医と相談されるのも良いでしょう。
健康な時の血液検査データがあれば、体調を崩した時に比較できるメリットがあります。

日時2020-12-26 18:14:00

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