相談・獣医師回答・コメント
あや(質問主)
犬 14歳 メス ポメラニアン
体重:2.5kg
飼育歴:9年10ヶ月
居住地:神奈川県横浜市港北区
飼育環境:室内
小肝症と心臓肥大の診断を受けたシニア犬です。より詳しく肝臓の状態を調べるということで、先週金曜日に総胆汁酸検査をおこなったところ、食前が46.7で食後2時間が147.5で、かなり悪い。肝硬変と言われました。先月は食後に肝性脳症の症状が出ていたのですが、今は少し呼吸が荒くなりますが、徘徊は無くなりました。
又、主治医からは、完治は難しいので、今の状態を維持するために自宅にて皮下点滴をおこない、抗生物質と炎症止めの投薬になる…と言われました。
心臓も悪く、水を飲んだあとに咳をすることもあり、そのことも相談したのですが、今は肝機能をサポートする治療…と言われました。
そこで、ご質問です。
肝硬変の場合の治療としては、やはり皮下点滴は必須ですか?肝臓の飲み薬では効かないのでしょうか??
同じように心臓の薬も、肝臓が機能していないため錠剤の服用は肝臓で吸収出来ないということなのでしょうか??
いつも長々と申し訳ありません。何卒宜しくお願い申し上げます。
2020-08-11 14:34:21
専門の獣医師からの回答
愛犬が肝性脳症と心臓肥大と診断されたとのこと、ご心配の事かと思います。ご質問の内容についてですが、まず肝硬変の治療と皮下補液についてです。肝機能の低下と輸液の必要性は直接的にはあまりないかもしれませんが、肝硬変によって犬が正常な食欲がなく脱水傾向を示しているのかもしれません。また、肝性脳症がある場合は毒性物質を薄めるために輸液が有効です。肝機能が低下していたとしても心臓薬は投与は可能かと思われますが、肝機能低下あるいは肝性脳症の方が優先順位が高いと判断されているのかもしれません。かかりつけの先生とよく相談して治療を進めて下さい。愛犬の症状が快方に向かうことをお祈りしております。
2020-08-13 20:59:42
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