イヌ・ネコの健康医療相談

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ruka22haru(質問主)


猫アイコン 猫 24歳 オス 雑種

体重:4.5kg

飼育歴:12年5ヶ月

居住地:宮城県名取市

飼育環境:室内

推定24才になる高齢猫を飼っています。
6月の始めから頻尿になり、今では1時間毎に喚きながら尿をし、1日で20回程排尿します。以前は1日4回排尿、量は拳サイズでしたが、1回につき500円玉ほどになりました。

食欲も元気もあり、足腰もしっかりしています。

動物病院に行き、エコーをすると膀胱内にできものができてました。
尿検査には微量潜血があり、血液検査では腎数値が年相応に悪かったです。

先生には手術は高齢のため、お勧めはしないと言われました。
処置は腎臓が悪くなる可能性がありますが、毎日採血をし、経過をみながら痛み止めと炎症を抑える注射、皮下点滴を毎日しています。

注射を打ってから8時間は痛みも少なくなり、2、3時間おきに排尿するのですが、8時間以降は喚き痛そうに1時間毎に排尿します。

正直夜中に喚かれ1時間毎にトイレをされてるので精神的に参ってしまってます。
でも、とても大切な家族なので、なんとかしてあげたいです。
高齢猫なので覚悟はいつもしていますが、まだ元気で食欲もあるので手術したら良くなるのかなどと気持ちの折り合いがつきません。

何か症状が緩和する方法はないでしょうか。
長文すみません。お力添えいただければ、助かります。

[病歴] 
8才くらいに尿路結石 完治
22才くらいに前庭疾患 耳が音に敏感になる後遺症のみ

日時2020-06-24 07:57:06

専門の獣医師からの回答

推定にせよ24歳とは本当に長生きですね。
膀胱内に「できもの」があるとのこと。この腫瘤が刺激になって残尿感があるために1時間ごとに「尿意か痛みを感じて」鳴き、少量ずつ排尿するのか、もしくは一度にまとまった量の尿を排泄し難い、つまり「排尿障害」のために鳴くのか、またはその両方なのか、などと推測しています。
そのため、手術によって改善するかどうかについては、例えば、腫瘤が膀胱だけに出来ていて尿道や膀胱周囲に異常がないのかといったことの確認が出来ると良いですね。
手術となると麻酔が必要です。24歳と高齢の場合は、体力や腎機能を始めとして様々なリスクについて検討する必要があります。
このように、手術を考える場合は、手術で治る原因であるかどうか、麻酔や手術に耐え、術後も体力的に回復するだけの余力があるかどうか、といったことを考える必要があります。
このような事から掛かりつけ医は手術をお勧めしていないのだろうと推測します。
現在、腎機能などに注意しながら消炎鎮痛剤と皮下補液を受けておられるとのこと。
さらに症状を緩和する方法を、とのことですが痛みを和らげる鎮痛薬について少し触れさせていただきます。
現在使用しておられる消炎鎮痛剤が何であるかが解らないのですが、通常用いられる薬としては、非ステロイド系消炎鎮痛剤やステロイド剤が一般的かと思います。
その他には、麻薬系鎮痛薬と非麻薬系鎮痛薬があります。
麻薬系鎮痛薬は麻薬の取り扱いをしている診療施設でのみ処方が可能です。処方が可能であれば、麻薬の張り薬(パッチ)が使えるかも知れません。
非麻薬系鎮痛薬でご愛猫に投与可能な薬剤があるか、については現在投与中の鎮痛薬との併用が可能であるか、腎機能や体調への影響が無さそうか、などについてかかりつけ医に検討して頂く必要があると思います。
いずれにしても高齢ですので、無理のないようにしてあげてください。

日時2020-06-25 17:48:17

ruka22haru(質問主)


とても丁寧で細かい所まで教えていただき、ありがとうございます。

現在クレアチンが高くなったので、ステロイドに変え、自宅点滴で経過をみてみることにしました。
私の我儘で本人もよく頑張ってくれていると思います。
よく考えて家族と話し合って先生と決めたいと思います。

日々動物のためにありがとうございます。
お忙しいと思いますが、お身体に気をつけてください。

日時2020-06-25 19:03:02

猫の皮膚病は飼い主が気づくことが多い病気です。よくある事例や飼い主が気づけるポイントを、猫専門病院「東京猫医療センター」の服部幸院長が動画で解説します。

 
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