相談・獣医師回答・コメント

もみー（質問主）

14歳のラブラドール♂を飼っています。先月の夜に倒れ(てんかん様？:手足がひきつったように後ろに倒れたあと、すぐに回復)、レントゲンや超音波で心臓やその他臓器に問題なさそうとのことで獣医さんからは脳の病気ではと診断されました。
そのときには確定診断とならず、様子を見ていたのですが、１ヶ月ほどたった今週の金曜日に、横になっている状態で発作のようなことが起きました。覚醒している状態で過呼吸のようなものです。連続で鼻から息を吸っている(ズーズー)感じでした（逆くしゃみと呼ばれるような症状によく似ていました）。起き上がって立っていても座っていてもその様な呼吸をしており、深夜だったため救急にも行けず、ひたすら様子見となりました。5~10分おきぐらいにそのような症状は続き(計5、6回)、1時間ほどで息も落ち着いて寝始めました。舌の色もいつも通りのピンク色でした。また、この日は非常に暑い日だったのにも関わらず、冷房をつけず、すべての窓を開放して扇風機をつけていただけだったので、パンティングがひどかったように思います。それから今日までそのような呼吸は起きていませんし、倒れてからも体の傾きや眼振、食欲不振、嘔吐や下痢などもありません。
翌日すぐにかかりつけ医にいったところ、やはり脳の病気による発作の可能性が高いと言われ、MRI検査を勧められました。
そこで、質問があります。

①今回も心臓には問題なく、やはり脳の病気(脳腫瘍、脳梗塞、脳炎)によるものと診断されたのですが、このような過呼吸も症状に含まれますか。また、そのときの対処法はありますか。

②発作がでた日は非常に暑く、さらには最近あまり水を飲んでいませんでした。熱中症などではないでしょうか。先月の失神があるのでやはり脳の方だと思うのですが、念のためご意見をお聞きしたいです。

③14歳と高齢で、MRI検査時の全身麻酔のリスクが心配過ぎて受けるか決めかねています。以前、去勢手術や血尿の検査で全身麻酔をした際、一本打っても暴れるほど効かなかったので2本打ったと言われました。迎えにいったとき、麻酔から全然覚醒しておらず、フラフラのまま家に帰り、一週間元気がなかったので心配しています。
　確定診断のため、私たちもなんの病気かはっきりしたいという考えもあるのですが、リスクや今後の治療方針のことを考えるとつらい思いをさせてまでMRI検査をするべきか悩んでいます。何かアドバイスいただけると助かります。ちなみに、かかりつけ医にはMRI装置はなく、近くの大学病院で受けることになっています。そこには麻酔専門医がおり、年齢の割りには元気（レントゲン、超音波、血液いずれも正常）なので、現状では全身麻酔に耐えられると言われました。

④脳の病気だったとして、全身麻酔による病状の悪化などは考えられますか。分かる範囲で構いませんので、考えられる可能性をお教えいただけると助かります。

質問が多く申し訳ございません。
よろしくお願いいたします。