イヌ・ネコの健康医療相談

相談・獣医師回答・コメント

小梅(質問主)


猫アイコン 猫 13歳 オス 雑種

体重:4.5kg

飼育歴:13年0ヶ月

居住地:沖縄県那覇市

飼育環境:室内

オス猫、雑種、推定13歳です。現在アメリカ在住です。
こちらの獣医院にて2018年9月に、​憩室炎(腸、結腸に腫れ)と診断されました。​他に病歴はありません。
その際6.8㎏あった体重が2㎏近く一気に減り、点滴治療と療養食で5.5㎏まで戻りました。​
体長が長い子なので6.8㎏でも肥満では無かったのですが、その後5.5㎏からは増えないままでした。​

昨年9月、再び体重減少が見られた為、かかりつけの獣医へ。​
診断は腹部にガスが溜まっているとのことでした。
サプリメントや下痢止め等、処方されましたが改善せず、下痢と嘔吐を繰り返し、体重が4.4㎏まで減少。

11月よりセカンドオピニオンを求め別の獣医院へ。​
数種のサプリを試して頂き、嘔吐は改善。
下痢による体力低下、疲労、ふらつき、ステロイドにて改善。
獣医師からは下痢を完全に止めるのは難しい、体重は維持しており、元気も出ているので、良しとしましょうと。

確かにかろうじて体重は維持出来ていますが、筋肉は落ち、骨が出っ張り当たるたび胸が痛みます。
食欲はありますが、食べるほど下痢、または軟便の回数が増え、食べた分が吸収されず出ていく感じです。
この子の負担になるような治療は望みませんが、食べる力がある分、何か出来ることはないのだろうかと。
どうかアドバイスを頂けますでしょうか。よろしくお願い致します。
以下は現在の治療と食事内容です。

Prozyme(酵素)​
Sucralfate(粘膜保護薬)​
Dexamethasone 0.5㎎(3日に一度)​
B12(注射/不定期)​

ロイヤルカナン消化器サポート(ドライ)
ヒルズ i/d(ドライと缶フード)

日時2020-05-26 21:19:27

専門の獣医師からの回答

情報に限りがありますので、現在の病態や治療法についてコメントすることは控えさせていただきたく思います。
ただ、確認なのですが、13歳と高齢で、食べるけれども嘔吐と下痢・軟便があるとのこと。 「甲状腺機能亢進症」は除外出来ていますでしょうか。
もし未だであれば確認の必要が無いか掛かりつけ医に確認してみられても良いかも知れません。
食餌にも気を付けておられるようですね。 少し栄養を補給(追加)する手段として、リキッドタイプの栄養剤は試されたことがございますか?体調に合うかどうか、また猫ちゃんが好んでくれるかどうかなど、試してみなければ分からないのですが、ロイヤルカナンであればクリティカルリキッドやリーナルリキッドといった液体の流動食があります。国内であれば森乳サンワールドのチューブ・ダイエット「ハイカロリー」や「へパケア」(これらはパウダーを溶かすタイプ)があります。少量ずつ注射器などで口に入れてあげたり、食欲がある子は食器から舐めてくれるかも知れません。
かなり体力が低下しているようですので、何とか栄養がとれると良いですね。
どうぞお大事になさって下さい。

日時2020-05-30 23:05:35

小梅(質問主)


先日は丁寧なご回答ありがとうございました。
昨年「甲状腺機能亢進症」の検査はしたのですが、再度獣医師さんにテストお願いしましたところ、今回も甲状腺に問題はなく、他の血液検査でも異状はありませんでした。また便の細菌検査も依頼してみましたが、アメリカの獣医では、通常便検査はしていないとのことでした。

ロイヤルカナンの流動食、アドバイスもありがとうございました。早速試したところ、好んで食べてくれています。他のフードもよく食べます。
しかし下痢は相変わらずで、最近はほぼ水様便になり、回数とガスも多くなりました。そして体重減少も止まらず、あれから700gも落ち、今日現在3.7㎏でとうとう4㎏を切ってしまいました。

救いは食欲があることですが、食べる分排泄に労力を使わせてるようで、元気も無くなって来ています。また缶フードだと嘔吐してしまう為、ドライフードをあげています。他にサツマイモ、ヨーグルト、かぼちゃなど、サプリの乳酸菌、酵素、も試していますが改善はありません。

お尋ねしたい点としては、体重減少を止めること、下痢を止めることは、もう無理なのでしょうか。
文字のみの情報では判断は難しいと存じますが、この状態で先生が選択できる治療法はどんなものがありますか。
日本とアメリカでは、動物も人間も処置が違うことが少なくないので、違う治療法があれば、こちらの獣医さんにも相談出来ると思います。どうぞ宜しくお願い致します。

日時2020-07-11 18:01:27

専門の獣医師からの回答

甲状腺機能亢進症は関与していなかったのですね。
具体的な病態について推測できるだけの情報がないのですが、2018年9月に腸、結腸に腫れがあり、その後ステロイドで改善があったとのことですので、炎症や免疫(または腫瘍性疾患)が関与している可能性に注意したいと感じますが、主治医も同じように感じて注意して診ておられるのではないでしょうか。
腸壁の肥厚や腸の狭窄部位が無いか、また腹腔内のリンパ節が大きくなっていないか
、といったことに注意して繰り返し丁寧に腹部エコー検査を実施したり、腹部の触診で何か違和感のあるシコリなどが無いか、といったことは通院で診て頂いておられることと思います。
消化管の炎症性疾患の確定診断には内視鏡検査による生検(組織を採取して病理組織検査を実施)や、場合によっては開腹手術によって検査組織を採取する必要があることもございます。このような検査は、麻酔を必要としない検査の所見や治療経過などから総合的に判断して、麻酔の必要があるけれども検査のメリットのほうが大きい、または必要と判断された時に実施することが通常です。
ご愛猫の場合、かなり体力が低下しているようですし、これまでも主治医の診察を受けられながら治療を継続してきておられますので、血液検査の結果も正常となると、さらなる検査は必要ない状況なのだろうなと感じています。
さて、「何かしてあげられることがあれば」とのご相談ですが、正直なところお答えに窮しています。
ただ、例えば主治医に相談して主治医も同意されるのであればですが、ステロイドの増量または免疫抑制剤の併用などを期間限定で試験的に実施して症状に改善がみられないか観察する、ということはあり得るかも知れません。
ステロイド剤の試験的な増量などはすでに試されたことかも知れませんね。
残念ながらあまり参考にしていただけるような回答が出来ません。
どうぞお大事になさって下さい。

日時2020-07-12 13:29:47

小梅(質問主)


先生、答えづらい質問にも対応して下さり、今回も貴重なアドバイスをありがとうございました。気持ちが焦る中、時間を置かずにお返事頂けたこと、とても感激いたしました。すぐにお礼を申し上げたかったのですが、まずはご意見を元に行動をして、何かしらご報告が出来るようにしようと。

こちらの獣医さんも先生と同意見で、すぐに免疫抑制剤を含むステロイドの投与を始めました (他にB12の注射、ペット用酵素と乳酸菌)

二週間程で体重が500g増え、下痢の回数が減り、現在体調は今までで一番良い状態です。
まだまだ痩せてはいますが、二年前に体重が落ち始めてから、減った数字が戻ったのは、今回が初めてです。
何より目に輝きがあり、おもちゃで遊ぶ元気も出てきて、嬉し泣きの毎日です。

本当に本当にありがとうございました。不安で押し潰されそうでしたが、先生の言葉で心を強く持てました。感謝の言葉もありません。

今後も付き合っていく症状だと思いますが、老化や病気は受け入れつつ、この子が穏やかな日々を過ごせるのを第一に、出来ることをしたいと思います。

日時2020-07-29 07:04:48

 
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