イヌ・ネコの健康医療相談

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ららまま(質問主)


猫アイコン 猫 3歳 メス スコティッシュフォールド

体重:3.4kg

飼育歴:2年9ヶ月

居住地:東京都立川市

飼育環境:室内

去年の3月に、左耳の後ろを自分で掻いてしまい脱毛→傷になってしまいました。すぐに病院へ連れて行くもヒビクス軟膏とエリザベスカラーをつけるように言われました。が、その後2ヶ月間に何度も病院へ行くも変わらず。3ヶ月目に別の獣医さんにより『糸状菌症』だと診断され、デルモゾールを出していただき、無事に菌がなくなるまで回復をしました。
その後毛がなかなか生えてこないので再度病院へ連れて行くと「生えるまでには3ヶ月かかる」と言われて様子見。今年の1月には傷痕は以外は毛が生えていたため、1日に何度かエリザベスカラーを外していました。それでも傷痕には毛は生えず。そうこうしているうちに、猫自身が傷痕を後ろ足で掻いてしまい、再び傷に。→エリザベスカラー→治る→カラーを外す→掻く、の繰り返し…。
今もまだ怪我が治らないのでカラーをつけていますが、傷が治ってもこのまま一生エリザベスカラー生活なのか…不安です。毛は生えてこなそうですし、愛猫の足の力がとても強いです。
かかりつけに連れて行っても解決策がありません。エリザベスカラー以外に方法があれば、教えていただきたく、相談をさせていただきました。
どうぞよろしくお願い致します。

日時2020-05-20 22:06:31

専門の獣医師からの回答

エリザベスカラーを外すと後足で掻いてしまう、とのこと。
幾つか推測されることがございますので、確かめてみて下さい。
1)掻く場合、痒みが原因と思われますが、アレルギー性の皮膚炎(アトピーや食物アレルギー)の場合は通常両側に症状が出ますので、左耳だけの症状であればアレルギーの可能性は低そうです。
2)スコティッシュフォールドは折れ耳のために耳道に汚れが蓄積し易かったり、外耳炎を起こしていることがあります。その際も耳の変形が強い個体では耳道の奥の観察がし難いことがありますが、確認出来ていますでしょうか。
3)スコティッシュフォールド特有の耳の形から、痒みではなく耳介軟骨部分に痛みや違和感があって気にしていることは考えにくいでしょうか。
4)前回エリザベスカラーを外した時点で、耳の皮膚の炎症は完治していましたか?もし改善が不十分で炎症が残っていると掻くのは止むを得ません。
5)発毛がみられない、とのこと。
 長期の皮膚炎や繰り返して掻くことによって、皮膚の深い部分まで傷んでいると、毛根に障害が及んで発毛が見られなくなることがあります。
 また、ステロイド(副腎皮質ホルモン)含有の外用薬を長期渡って塗布し続けた場合も皮膚が萎縮して薄くなり脱毛することが考えられます。

外耳炎が無いかの確認はすでに出来ていると思いますが、不十分であればご確認下さい。

直接掻かないようにする有効な方法は、やはりエリザベスカラーでしょう。
もし、痒みを和らげることで掻く動作が減るかどうかを観察するとしたら、痒み止め(アポキル錠など)を試してみるという方法もあります。
また、耳介軟骨の痛みや違和感が原因のようであれば、痛み止めの内服を試してみるという方法もあるでしょう。
耳の内部に異常がなく、皮膚炎も完治しており、耳介軟骨の痛みや違和感も原因していないにも関わらずエリザベスカラーを外すと掻く場合は、ストレスなどの精神的な原因を考慮してみる必要があるかも知れません。例えば、気分転換の目的で猫用のオモチャを増やしたり、家の中に猫の興味を引くようなリボン状のヒラヒラしたものを何か所も吊るしてみる、といったことも、もしかすると効果があるかも知れません。

日時2020-05-24 11:00:23

 
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