イヌ・ネコの健康医療相談

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ak(質問主)


犬アイコン 犬 11歳 メス 雑種

体重:16kg

飼育歴:10年10ヶ月

居住地:神奈川県横須賀市

飼育環境:室内

11才のメス(未避妊)です。
昨年乳腺腫瘍の手術を受けました。
現在、子宮筋腫になり切除致しました。
主治医からは今後子宮蓄膿症になる可能性があると言われているので、避妊手術を希望してますが、高齢で心臓に疾患が有るため(心臓弁膜症)リスクがどの程度か不安です。当然ですが主治医からは『心臓が悪くない子に比べ全身麻酔のリスクはあります』と言われました。
質問は以下の通りです。
①乳腺腫瘍を切除する際には、未避妊の場合は避妊手術も同時に行うのが一般的と知り、昨年の乳腺腫瘍の手術の際、そのような提案は一切なかったので、提案しないという考え方も一般的なのか
②子宮筋腫になった後、子宮蓄膿症になる可能性はどの程度か
③心臓に疾患が有る場合、年齢からも全身麻酔は危険でしょうか?

現在は食欲もあり、若い時と全く変わらず元気に過ごしています。

日時2020-05-18 17:17:31

専門の獣医師からの回答

 3つの質問に回答させて頂きます。
質問1. 
未避妊犬の乳腺腫瘍の手術時に、卵巣子宮摘出術を併用することにつきましては、良性乳腺腫瘍が新たに発生することを抑制する効果があることや将来的な卵巣・子宮疾患の予防になることから推奨されています。悪性乳腺腫瘍につきましては、一部の乳癌を除いて抗腫瘍効果(転移した腫瘍の進行を遅らせるなど)は期待出来ないと考えられています。獣医師は、乳腺腫瘍の手術を行う際に、麻酔のリスク、手術の侵襲度などを考慮して術式を決めるため、卵巣子宮摘出術を併用しない選択をする場合もあると思われます。
質問2. 
子宮筋腫と子宮蓄膿症との間に特別な因果関係は無いと思われます。未避妊犬の場合は、10歳までに19~25%の確率で、子宮蓄膿症が発生するという報告があります。
質問3.
 現在、心疾患(心臓弁膜症)があるとのことですが、僧帽弁閉鎖不全症(最も一般的な心臓弁膜症)はA~Dにステージ分類(Dが最も重症)されており、それぞれのステージで麻酔のリスクも変わってきます。具体的なステージにつきましては、担当の獣医師にお尋ねください。獣医師は心疾患がある場合でも、リスクよりメリットが大きいと判断した場合には、詳細な術前検査を基に、手術の可否を判断します。重度の心疾患の犬に手術をする場合は、緊急対応の準備をし、術中モニターを行いながら実施する形になると思われます。

日時2020-05-20 23:30:32

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