相談・獣医師回答・コメント
スヌーピー(質問主)
犬 13歳 メス 雑種
体重:12kg
飼育歴:12年6ヶ月
居住地:千葉県木更津市
飼育環境:室内
元気で食欲あり、血便(良いウンチに血がまわりについていた)ので病院に行きました。それは薬で様子みましょうと言われ今は血便は出ていません。
その時に元気なうちにイボや口腔内の出来物をとっておこうと思い相談し病院で血液検査をしたらBUNの数値が107クレアチン1.5あり輸液(ラクテック)を続け1週間後BUN65クレアチン1.5になりました。BUNの数値が戻らないと何も出来ないと言われ、とりあえず輸液を続けて様子みましょうと言われ、輸液の際犬は怖がり震えていて輸液した日の夜は少しご飯の食いつきが悪いように感じ、元気食欲もあるのに輸液をする事に疑問を感じてしまい、何もせず1週間犬は変わらず元気で食欲もありましたが、お水を少し多めに飲んだのが気になったのとオゾン療法が気になり別の病院で診てもらいました。
そこでの血液検査ではBUN76クレアチニン1.8とあがってしまいました。
そこで私が輸液について疑問があると言ったからか、犬が怖がると言ったからなのか、内服薬で様子をみましょうと猫用の液体のお薬とマイランのお薬が出ました。これで数値が下がらなければ輸液もと言われました。
猫の液体のお薬は犬にも効果がみれると言っていました。
どちらの病院も食事療法などの提案はありません。
うちの子の数値は療法食に切り替える必要はないのでしょうか?
猫用の液体のお薬は名前わかりませんが、犬にあげて平気なのでしょうか?
うちの子の数値の場合、治療法としては何があるんでしょうか?
オゾン療法は効果ありますか?
どこの病院へ行ってもだいたい同じ治療なのでしょうか?
2020-03-28 22:23:55
専門の獣医師からの回答
血漿クレアチニンの値が何度か測っても常に1.5mg/dl以上とのことなので、慢性腎臓病(CKD)のステージ2と診断できます。その場合、Iris(International Renal Interest Society)のガイドラインでは以下のことを行うことを推奨しています。
①可能な場合、毒性のある物質の投与をすべて中止する。
②腎前性および腎語性の異常の有無を確認し、ある場合には治療を行う。
③腎盂腎炎(尿路感染症はすべて腎盂腎炎につながる可能性があるため、適切に治療すること)や腎結石など治療できる疾患を除外するため、X線検査や超音波検査を行う。
④血圧および尿蛋白/クレアチニン比を測定する。
⑤腎臓病用の食事療法の開始を考慮する。
上記のことを踏まえて担当の先生とよく相談して、腎不全が進行しないように治療してもらってください。より長くワンちゃんが幸せな状態が続くことを祈っています。
ちなみにオゾン療法に関しては医学的情報は全くないので不明です。
2020-03-30 20:06:37
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