イヌ・ネコの健康医療相談

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カジュ(質問主)


犬アイコン 犬 15歳 メス 雑種

体重:5.8kg

飼育歴:13年10ヶ月

居住地:千葉県千葉市中央区

飼育環境:室内

約3年前クッシング病を発症し甲状腺機能低下症も合わせて発症、アドレスタン30mg、チラーチンSを服用し安定してました。定期的に血液検査、健康診断してましたが9月末の健康診断で心雑音があると言われて経過観察してましたが先日13日夜突然意識失って脱糞、失禁して倒れました。しばらくして意識が戻り救急へいきピモハートを服用し翌日かかりつけへ。最初の救急病院では肺高血圧症と言われ、かかりつけでは僧帽弁閉鎖不全症と診断されました。咳と呼吸が苦しそうで昨日から酸素室で入院中です。明日からレンタル酸素をし自宅療養になります。
参考までに先生方のご意見下さい
今後肺水腫や腎不全など併発する恐れがあるかと思います。投薬でこのままいきもし肺水腫などになりワンコがご意見お願いいたします苦しい思いをさせるのはとても辛いです
ワンコの体力もあるかと思いますがクッシング病でも手術することは可能だと思いますか?
寿命に近い年齢かもしれませんができれば手術をして楽にしてあげたいです
合併症などリスクは承知です
ご意見お願いいたします

日時2020-01-16 08:41:29

専門の獣医師からの回答

 クッシング症候群の中で、下垂体性のクッシングであれば脳下垂体を手術で摘出するという手術がありますが、今回の失神がクッシング症候群によって起こったのでなければ、この手術をする意味がそもそもありません。もし今回の失神が脳下垂体が巨大になったことによる症状であれば別ですが、それでもクッシング症候群に対する手術法はまれな治療法です。
 肺高血圧症と僧帽弁閉鎖不全症は、異なる病気です。両者が合併することもありますが、これらによって失神を来すのであればいずれにせよ末期症状です。心臓病が主な病気であれば、クッシングの手術をしてもリスクのみで、何の改善にもならないでしょう。
 失神は、心臓病でもなりますし、てんかんや脳腫瘍など様々な病気でなりますので、それらの原因の究明が必要です。ちなみに肺高血圧症にも様々な原因がありますが、基本的に内科治療で、有効な外科治療はありません。僧帽弁閉鎖不全症では、一部の施設で弁形成手術をしていますが、百万円以上しますのでかなり高額です。
 そして、一番大切なことろですが、心臓が悪いのでクッシングの手術をしましょうとは、どの獣医師も言わないと思います。副腎腫瘍が静脈浸潤しているとか特殊な病態だとわかりませんが、いずれにせよ、もう一度、ご担当の先生に、この子の病状を確かめ、今何の治療法を優先すべきなのかを聞かれてはいかがでしょうか。

日時2020-01-17 18:48:25

カジュ(質問主)


ご回答ありがとうございます。
クッシング病でも僧帽弁閉鎖不全症の手術は可能ですか?

日時2020-01-18 16:17:11

 クッシングの状態によります。ちなみに、僧帽弁閉鎖不全症に関連がない肺高血圧で倒れているのであれば、僧帽弁閉鎖不全症の治療をしても病状の改善は期待できませんし、重度の肺高血圧症であれば、麻酔のリスクがかなりあります。
 いずれにせよ、このあたりの話は、実際に診察をしないと全くわかりませんので、担当の先生とご相談ください。

日時2020-01-18 16:43:21

カジュ(質問主)


そうなんですね…色々参考になりました。ご回答ありがとうございました

日時2020-01-18 17:54:42

 
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