イヌ・ネコの健康医療相談

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じゅれ(質問主)


犬アイコン 犬 6歳 メス 雑種

体重:4.6kg

飼育歴:6年0ヶ月

居住地:東京都江東区

飼育環境:室内

チワワ×ダックス×ペキニーズのMIXです。

クッシング症候群の疑いがあり、定期的に検査を受けていましたが、今回初めて陽性の診断を受けました。
ACTHテスト
pre→5.4(前回7.3)
post→29.8(前回16.0)
以前からエコーで右副腎が大きいと言われており、今回は7.3mmでした。
多飲や脱毛などクッシング症候群の症状はなく、食欲もあり、毎日元気に散歩に行っています。
1ヶ月後に再度ACHTテストを受ける予定ですが、すぐに治療を始めるべきなのか経過を観察するべきなのか、どうしたら良いのか悩んでいます。
今後どのような検査や治療を行えば良いでしょうか。
ご意見頂ければと思います。
よろしくお願いします。

日時2019-12-27 00:32:06

専門の獣医師からの回答

愛犬がクッシング症候群かもしれないとのこと、ご心配の事かと思います。クッシング症候群は副腎皮質ホルモンの過剰分泌による症状の総称であり、一般的には下垂体という脳の一部が良性腫瘍になり、その誤った指令によって副腎がステロイドホルモンを過剰分泌する下垂体性副腎皮質機能亢進症が9割を占め、その他、副腎腫瘍によるものがあります。治療は下垂体性と副腎腫瘍で違いますから、まずはその鑑別を受けることが必要です。また、症状があるかないか微妙なイヌは治療対象となるかは、かかりつけの獣医師とよく相談する必要があるでしょう。クッシング症候群があっても食欲は正常もしくはむしろ過剰になっていますし、元気も普通通りあることがほとんどです。副腎皮質ホルモンは「ストレスに対抗するホルモン」で過剰分泌されると見た目調子が良くなります。お腹がでっぷりと肥ってくる、1日に体重1kgあたり100cc以上の水を飲む、コレステロールや中性脂肪が高い、ALTやALPなどの酵素値が高いなどの症状がなければ、治療対象にはならないかもしれません。

日時2019-12-28 19:12:28

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