イヌ・ネコの健康医療相談

相談・獣医師回答・コメント

さくら(質問主)


犬アイコン 犬 7歳 オス チワワ

体重:3kg

飼育歴:7年3ヶ月

居住地:福井県敦賀市

飼育環境:室内

12月21日より食欲が落ち、12月23日、全く食べなくなりました。
12月24日、かかりつけ医にて診察。
発熱39.6 
血液検査結果
Ht33.9 Hb11.1 RBC529 MCV64.1 MCH21.0 MCHC32.7
WBC3800 W-SCR20.5 W-MCR72.6 W-LCR6.9 W-SCC8 W-MCC28
W-LCC2.0 PLT20.6 BUN7.4 Cre0.3 Glu123 AST16 ALT34
ALP529 TP7.0 ALB3.1 Glob3.9 Ca10.2 IP4.9 K3.8 Cl115
CRP>7.0

9月に初めてのけいれん発作を起こしてから、10月に脳MRI検査、脳の奇形と鼻腔との境目が曖昧だということ、それにより脳脊髄液の検査は不能ということで抗てんかん薬を飲み続けています。この検査の時に心雑音があると言われましたが、かかりつけ医よりそれに対しては、治療の必要はないと聞いています。11月にも今回と同じ症状があり入退院を繰り返し約2週間ほどかかりましたが血液検査も正常に戻っていました。かかりつけ医より脳脊髄の感染症をぶり返したのではとのことでしたが、けいれん発作も食欲が落ちてからは1日2~5回と増加しています。12月24日診察にて、抗てんかん薬、食欲増進剤(薬剤名不明です)、ビクタスSS10を処方してもらいました。
前回同様、回復するのかもしれませんが、こうも短期間で繰り返すものなのか、他にすべき検査はあるのか、自分たちにできることが他にもあるのではないかと。かかりつけ医にも同じことを聞きましたが、薬が効くうちは大丈夫だと。
先々代のワンちゃんから親身に治療をしてくださっていた先生なので、感謝もありあまり問い詰めて聞くことができなく投稿させてもらいました。

日時2019-12-24 13:19:27

専門の獣医師からの回答

セカンドオピニオンですね。データだけの診察より、動物を目の前にしての診察が一番信頼できることご了承ください。
CRPの上昇とHt値、WBCの低下から、免疫介在性疾患の存在を疑います。脳脊髄液中の炎症反応では、こうも全身性のCRPの上昇も見られないことのほうが多いものです。そもそも、脳脊髄液中に感染があったという診断でしたか?
MRIの検査では大きな異常が見られないようなので、てんかん発作がうまくコントロールできていないことからは、抗てんかん薬の血中濃度測定や治療薬の変更も必要かもしれません。
結局、全身状態もあまり良くなく、てんかん発作もコントロールできていないようなので、治療としてはあまりうまく行っていない現状と理解しました。
これらについて、今一度、動物を前にして獣医師とよくご相談ください。

日時2019-12-27 23:42:44

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