イヌ・ネコの健康医療相談

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キーちゃん(質問主)


猫アイコン 猫 7歳 メス 雑種

体重:3kg

飼育歴:5年2ヶ月

居住地:神奈川県横浜市鶴見区

飼育環境:室内

飼い猫(雑種 メス 推定7~8歳 室内飼い)が頭内部(右上顎)の扁平上皮癌になってしまいました。その癌により右目も失明しています。
細胞診断で癌と診断された一昨日まで、約2週間ビブラマイシンを投与していましたが、いったん、それも中止し、今後、食事療法で少しでも長く元気な状態で過ごさせてあげる事が出来ればと考えています。
ネットで関連ワードを検索しますと「コルティ、クロイダルシルバー、dフラクション」等々ヒットしますが、にわかに信じ難いクチコミもあり、どれが本当に効果があるのか迷ってしまいます。。。
また、炭水化物が癌の増殖?を助長する、という投稿記事・論文も目にしましたが、具体的に炭水化物含有量が少ない猫用のペットフードなどはあるのでしょうか?
現在、チュールなどの柔らかいものしか好んで食さないのですが・・・。
外科的手術、放射線治療は考えていません。
抗がん剤治療も以前、他の猫(今年4月病没)で経験しましたが、副作用(食欲不振等)の方が目立ってしまったので、今回は今のところ試さずにいます。

専門家である先生方からのご意見・アドバイス等、何卒よろしくお願いします。

日時2019-09-27 07:47:30

専門の獣医師からの回答

上顎に扁平上皮癌が発生した場合、腫瘍細胞が眼窩に侵入することがありますので、既に失明しているということでしたら、かなり進行した状態と考えられます。猫の口腔内扁平上皮癌は、外科手術、放射線療法、化学療法などで治療しても、中央生存期間約3か月、1年生存率10%という報告があり、治療は難しいというのが現状だと思われます。積極的な治療を希望されないとのことでしたら、疼痛緩和や炎症緩和を期待して、非ステロイド系抗炎症剤(ピロキシカムなど)の投与を試されても良いかもしれません。サプリメントにつきましては、免疫力を高める効果があるなどと言われているものもありますが、その効果は実証されているものではありませんし、炭水化物制限食につきましては、人では糖質が癌の栄養源になるため制限した方が良いというような考え方もあるようですが、猫にあてはまるものではないと思われます。現時点では、癌と戦う体力を少しでも維持するために、好んで食するものはしっかりと食べさせ、ストレスによる免疫力の低下を少しでも抑えるために、猫が喜ぶこと(できるだけ傍にいてあげる。触ってもらうことが大好きな猫は撫でてあげるなど)をしてあげるのが、良いように思われます。疼痛緩和はストレス軽減につながると思われますが、薬の投与を嫌がる猫ではかえってストレスになる場合もありますので、その使用につきましては、主治医の先生とよくご相談ください。

日時2019-10-03 00:53:28

 
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