イヌ・ネコの健康医療相談

相談・獣医師回答・コメント

kelly823(質問主)


犬アイコン 犬 19歳 オス ミニチュアダックスフンド

体重:6kg

飼育歴:18年11ヶ月

居住地:神奈川県横浜市神奈川区

飼育環境:室内

うちのkellyは19歳で、秋の定期検診で、脾臓腫瘍があると言われ摘出手術をするか、しないかの選択に悩み中です。
かなりの高齢犬なので、麻酔に耐えられるか…術後の回復までいくのか…と悩みます。
もう少し若い犬ならすぐ手術をしてもらいますがこのままそっと見守るという選択もあるのでは?と思ったりもします。
もし、手術をしなかった場合、破裂したりするとどのような症状になりますか?
老犬てんかんも出てきてるので、その1ヶ月投与も始める予定なので…老犬に負担がかかることばかりで本当に困ってます。

日時2019-09-22 04:19:16

専門の獣医師からの回答

定期健診で脾臓に腫瘤性病変(腫瘍性病変と非腫瘍性病変の両方を含みます)が偶発的に見つかったような場合は、外科的に摘出する緊急性があるかどうかを評価します(脾臓の腫瘤性病変は、約半数が良性腫瘍や非腫瘍性病変であると考えられています)。具体的には、腫瘤の大きさが小さい場合は、1ヵ月間隔で超音波検査を実施し、腫瘤の大きさをモニターします。もし、大きくなる傾向が認められれば、血液凝固異常がないことを確認した後に細胞診を行い手術適応かどうか判断します。腫瘤が大きい(3cm以上が一つの目安)場合や血管肉腫が疑われる場合は、早期の摘出を考慮して精査を実施します。
腫瘤性病変が腫瘍であった場合、腫瘍の自潰による腹腔内出血や腫瘍組織内での出血による貧血が生じることがあります。貧血による症状は、可視粘膜の蒼白(在宅では眼の結膜や口腔粘膜が白っぽくなることで確認できます)、虚脱(ぐったりする)、活動性の低下(元気がない)などです。悪性腫瘍ほど早期に腹腔内出血が認められる傾向がありますが、非腫瘍性病変でも血腫の場合は腹腔内出血が認められることがあります。多くの場合、初めて起こった腹腔内出血は、自然に治まったり、内科治療(止血剤の使用など)で制御することができます。
Kellyちゃんは19歳という高齢犬で中枢神経系の症状(てんかんなど)が認められているとのことですので、緊急性がない限りは、経過観察で良いように思われます。もし、緊急性があるようでしたら、主治医の先生とよくご相談して、手術に臨まれるかどうかをご判断下さい。

日時2019-09-27 01:05:18

 
これまでに2,000件以上もの相談が寄せられています。
みなさんの心配事に似ている過去の事例がないか、症状、病気、体の部位、薬、犬種・猫種など気になるキーワードで、相談・回答を検索してみましょう。

相談を検索する

種別: