イヌ・ネコの健康医療相談

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yorky(質問主)


猫アイコン 猫 19歳 メス 雑種

体重:2kg

飼育歴:19年3ヶ月

居住地:東京都足立区

飼育環境:室内

甲状腺機能亢進症の数値を下げるための投薬量につきまして

長くなります。

猫 19才 2.14kg
2013年より甲状腺機能亢進症の治療を開始

今は慢性腎不全 不定期なてんかん発作があります。

投薬
メルカゾール1日2回1回1/2錠
カリウム1日2回1回1錠
ウルソ1日1回1錠
ラプロス1日2回1回1錠
フェノバール1日2回1回0.04mg

補液 週3回1回100ml

8月フェノバールの前にゾニサミド1日2回1回1/2錠を投薬していました。(5月5日以降、てんかん発作はありません。外的要因がないため、脳腫瘍ではないかと言われています。初めては2018年6月)
血中濃度が4.5と低かったため、投薬を1日2回1回3/4錠に増やしたところ、体調を崩して、食べなくなり投薬ができない時があり、
T4値が24以上と上がりました。
なんとか強制投薬とy/dを食べさせて、6.8まで下がりましたが、投薬だけにしたところ、8.4に上がりました。
他の血液検査に異常はなし

さらに、抗てんかん薬のゾニサミドが猫に副作用があると言うことで、フェノバールを勧められて、フェノバールに変えました。
フェノバール投薬、2日目に嘔吐と下痢をして、さらに食欲低下で食べないので、フェノバール投薬中止。

今、メルカゾールを強制投薬とy/dを食べさせていますが、調子が上がってきません。

基本的に甲状腺機能亢進症の治療は投薬か、
療法食と伺いました。
今は数値を下げるために併用していますが、
食欲がない時にy/dを併用しても食べないために、効果はあまり期待できません。

投薬量はまだ増やせるのでしょうか?
年齢的に、またT4値が高いために手術はリスクが高すぎます。望んでいません。

かかりつけの先生はこれ以上投薬量を増やすのは、積極的には勧めませんでした。

8月、9月と体調を崩して、猫もかなり辛そうなので、どうしたものかと考えてしまっています。

ご助言いただけましたら、助かります。
よろしくお願いします。



日時2019-09-16 10:52:58

専門の獣医師からの回答

高齢の愛猫さんが甲状腺機能亢進症、慢性腎臓病を患っているとのこと、ご心配かと思います。甲状腺機能亢進症の内科治療の治療薬の選択肢は少なく、基本的には今飲んでおられるメルカゾールが国内での唯一の治療薬かと思います。メルカゾールは甲状腺ホルモンの分泌量が多ければ増量していく必要があり、現在、基準値を大きく上回っているようでしたら、もう少し増量する余地があると思います。いずれにせよ、腎臓病の程度や数字に表れない症状などを勘案して、どの病気の治療を優先するかという、いわゆる「さじ加減」の問題になるかと思いますので、主治医の先生とよく相談するしかないかと思います。

日時2019-09-19 14:45:50

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