イヌ・ネコの健康医療相談

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くーま(質問主)


犬アイコン 犬 9歳 メス チワワ

体重:4.4kg

飼育歴:9年1ヶ月

居住地:東京都杉並区

飼育環境:室内

右脚の跛行があり病院へ行きました。
はじめ痛み止めとアンチノール処方され様子を見てましたが改善なく、病院を変え診察してもらったところ膝蓋骨のズレを指摘されました。
内科的にやってみてダメそうなら手術という事で3日間続けて赤外線治療と注射による痛み止めを打ち経過をみました。でも改善なし。
レントゲンをみるとズレだけではなさそうとの事で専門病院を勧められた受診しました。
そこでも改めてレントゲンと血液検査等し直しました。
診断は前十字靭帯断裂と膝蓋骨のずれ。
手術はTPLOと靱帯の溝を掘る手術を併せて行うとの事。今日でも良いとの事でしたがまだ何にも情報も方法も分からなかったため来週で一応手術枠をとり帰宅しました。そこでさらっと書かれた手術費用も凄かったので、考えてしまっています。
4.4kgのチワワにTPLOは必要でしょうか?
別の術式でも予後の違いはあるのか?
どれが最善かわからず質問させて頂きました。
ながながと申し訳ありませんが宜しくお願いします。

日時2019-08-09 10:49:10

専門の獣医師からの回答

前十字靭帯断裂と膝蓋骨脱臼と診断されTPLOと造溝術の手術を勧められたとのことですね。
獣医学的な観点から言えば、前十字靭帯断裂の術式はTPLOが一番成績が良いです。ただ、小型犬の場合はTPLOではなくとも関節外法などの術式でもそれなりの成績が期待できます。TPLOは良い術式ですが、一般的に高額の費用がかかります。また、正常な骨を切ることに抵抗を感じる患者さんもおられます。
高齢の小型犬の前十字靭帯断裂は、靭帯の変性が関与しているといわれており、反対側の靭帯もそのうち断裂する可能性があります(両足の手術が必要になる)。最善の治療を求めるのか、費用対効果を考えるのか、それによって術式の選択も変わっていきます。主治医の先生とよく相談して、わんちゃん、飼い主さんにとって最善の治療法を選択してください。

日時2019-08-10 10:40:57

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