イヌ・ネコの健康医療相談

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みーさん(質問主)


猫アイコン 猫 オス 雑種

体重:1.4kg

飼育歴:0年0ヶ月

居住地:新潟県岩船郡関川村

飼育環境:室内

2ヶ月ちょっとの子猫のお腹の調子が悪く病院を受診した際に、3日くらいは食事をササミのみに、と言われ整腸剤の粉薬を一種類出してもらいました。その際に余談という感じで、『オス猫は尿が詰まる事もあるのでウェットフードだけを与えてください、一生。』と獣医師さんに言われました。正直、ウェットフードだけを与えるとなるとカロリーの関係から食べきれないほど大量にあげなくてはならないと思いますし、経済的にも無理で、考えてるだけで不安で眠れず具合が悪くなってしまいました。一生ウェットフードでなければだめなんでしょうか?子猫用のドライフードに、子猫用のウェットフードをかける等のやり方ではだめなんでしょうか?割合等、何か良い方法もあればお教え願います。よろしくお願いいたします。

日時2019-07-15 21:14:11

専門の獣医師からの回答

オス猫は一生ウエットフードでなければダメ、とうことはございません。オス猫は膀胱・尿道といった下部尿路の異常(炎症や結石)による排尿障害を発症するリスクが高いことから、主治医がウエットフードを勧められた理由として、「ドライフードよりもウエットフードのほうが水分の摂取量が多くなり、結果として尿量が増えて尿が希釈されることで結石の形成リスクが低下する」ことが推察されます。
 理にかなった考え方であり、実際に尿路の結石症を繰り返す猫にはこのようにご指導することが多いものです。
 猫の尿路系の結石(腎結石や尿管結石も含めた)の種類は様々ですが、近年は「シュウ酸カルシウム結石」と「リン酸アンモニウムマグネシウム結石」が多く見られます。これらの結石の元になる成分が多く含まれたフードを食べて消化吸収されると、過剰なものは尿に排泄されます。体が要求する栄養素は成長の時期によって異なりますので、各成長期の栄養基準に適合したフードを与える必要があります。
 主食にするフードを選ぶときの注意点として、「総合栄養食」という表示があるものを選びましょう。「間食」や「おやつ」という表示のものを主食にすることは栄養バランスの観点から推奨できません。
 次に、その「総合栄養食」が授乳期、幼猫期、成猫期のどのライフステージ用のものかに注意して選びましょう。
 フードには「ドライタイプ」、「ウエットタイプ」、その中間の「セミモイストタイプ」等がありますが、通常は猫の好みによって選ぶことが出来ます。
 もちろん、ドライタイプは保存し易い反面十分に水分が摂取できるように配慮する必要があります。ウエットタイプはドライタイプよりも嗜好性が良い半面、開封すると保存が効き難く、嗜好性が良いために体重増加につながり易いことがあります。
 幼猫期用のドライフードに幼猫期用のウエットフードを混ぜて与える場合、トータルで1日の給餌量(カロリー)を超えないようにしましょう。混ぜる割合は猫の食べ方や便の状態で調整してあげると良いでしょう。
 以上、ご参考になれば幸いです。

日時2019-07-26 00:36:31

 
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