相談・獣医師回答・コメント
にゃん太(質問主)
猫 4歳 オス 雑種
体重:5.0kg
飼育歴:3年0ヶ月
居住地:京都府京都市左京区
飼育環境:室内
飼い猫が死病に侵されているようです。
もともとFIV陽性であり、この1年半は日和見感染と慢性下痢を繰り返していました。
過去には、こちらでも相談させていただきました。その節はお世話になりました。
今年2019年の2月頃に、まず肩甲骨の辺りの骨がボコボコと目立つようになり首回りが細くなり始め、さらにここ5ヶ月の間で、肩から前肢の筋肉や太もも周り、腰まわりの筋肉が削げ落ちて体型が変化してきました。
体重は5.0kgを維持していますが、2月頃は5.3kg近くありましたので、やはり痩せてきております。
ドライフードを中心に栄養はしっかり体に入っているはずですが、もうこの体重を維持するのがようやくという感じです。
弱り方からすると、これ以降は病気の勢いに負けて体重減少が進むと思います。
特にここ1~2ヶ月ほどで、動くのが急に億劫になったようで、走り回ることもほとんどなくなりました。
少しうろつくとすぐに香箱座りをするか、ぐったりとしてしまいます。
一方で睡眠時間はかなり増え、活動性はいよいよ落ちてきています。
獣医師の先生の見立てによると、FIV感染ステージ3からAIDS発症ということで、この痩せ具合のペースからすると、余命は夏を越せるかどうかというお話でした。
ただ、口内炎で口の中に潰瘍が出来ているというようなことは確認出来ていません。
耳はしばしば熱くなりますが、身体自体は熱っぽさはなく、内股の温度は37度程度です(肛門での検温は難しいので)。
クシャミは日に1、2回するようになっています。
便の状態は現在は安定しており、嘔吐も特にありません(以前はよく食後に吐き戻していました)
尿潜血が止まりません(ストルバイト結晶など出てませんが、腎臓に結石があることは以前のエコーで確認されています)
最後に超音波検査・血液検査をしたのが4月で、十二指腸に肥厚がみられるとのことでした。
膵炎の検査は2度とも正常値範囲内でした。
試験開腹、内視鏡下での生検は、事情があり実施できませんでした。
それから2ヶ月が経過し、消化器型リンパ腫の可能性を考えて、再度の腹部エコー検査を希望しましたが、得られる情報はあまりないだろうとのことでした。
獣医師先生は、本人(猫)の通院ストレスを考慮して、漢方薬と整腸サプリメント、homotoxicologyで症状の緩和を考えておられたそうです。
これは一般的な緩和治療なのでしょうか?
私としては、AIDSにせよリンパ腫にせよ、ステロイドなどの西洋薬を使わなくて良いのか?という疑問があります。
どなたかお知恵を御貸しください。
どうか宜しくお願い申し上げます。
2019-07-10 17:53:06
専門の獣医師からの回答
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