イヌ・ネコの健康医療相談

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さとのの(質問主)


猫アイコン 猫 1歳 オス ロシアンブルー

体重:1.7kg

飼育歴:0年11ヶ月

居住地:東京都江東区

飼育環境:室内

12月末から下痢が続きトリコモナス腸炎との診断で治療をしていましたが、なかなか完治せず4月から体重減少が著しいので、下痢パネル等の検査をしたところ5月末にFIPであろうと診断されました。
FCoV抗体値1600倍。アルブミン18.6%。‪α‬1グロブリン2.6%。‪α‬2グロブリン6.7%。βグロブリン8.1%。γグロブリン63.8%。A/G比0.23。TP12.6。コロナウイルスとトリコモナス陽性。猫Cardiopet proBNP764pmol/L。GPT217。CRE0.67,貧血もあります。体重は1.76キロです。インターフェロンと輸液を1日おき、レフルノミドとトリコモナス製剤を内服。触診で腸の腫れがある、腹水はなさそう。熱は39.6。食欲はあまりありません。怠そうにはしていますが、呼びかけには反応して駆け寄って来ます。毛艶は悪いです。今日はしきりと首筋や腕を舐めています。やはりFIPで間違いないのでしょうか?他に試してみるべき治療はないでしょうか?どうかよろしくお願いします。

日時2019-06-15 00:21:43

専門の獣医師からの回答

結論から申し上げると,典型的なドライタイプのFIPと考えられます。
残念ながら予後はよくない疾患です。
治療は通常はステロイドや抗血小板薬の投与が一般的ですが,下痢やトリコモナス感染を併発しているため,
通常の治療が難しいのではと推測します。
栄養状態もかなり悪化しているようなので,残された時間は限られていると思います。
緩和治療に反応してくれて,少しでも長生きしてくれることをお祈りします。

日時2019-06-19 10:53:00

さとのの(質問主)


ご丁寧なお返事ありがとうございました。
残念ながら昨日に亡くなりました。
1日でも早く、FIPが不治の病でなくなるよう、先生方の日々の努力が報われる日が来るよう願ってやみません。

ありがとうございました。

日時2019-06-19 11:53:36

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