イヌ・ネコの健康医療相談

相談・獣医師回答・コメント

アロハロハ(質問主)


猫アイコン 猫 6歳 メス 雑種

体重:4kg

飼育歴:5年11ヶ月

居住地:福岡県福岡市博多区

飼育環境:室内

数日前、口元に黒くなったできものを見つけました。人間のニキビみたいなもので小さいですが芯があるように見えてプクッと膨らみがあります。よくある顎ニキビとは違います。心配だったのでかかりつけの病院で診てもらったら、ほくろと言われ経過観察になりました。先生はよくあることで恐らく心配ないと言いましたが、パッとしか診ていない気がしてセカンド・オピニオンかなと悩んでいます。私はメラノーマが頭をよぎり心配なのですが、激しく暴れる子なので病院に行くのも一苦労でストレスも与えたくないなと思い相談させて頂きました。アレルギーの皮膚疾患歴があります。よろしくお願いします。

日時2019-06-09 17:34:40

専門の獣医師からの回答

 皮膚に出来る黒色の腫瘍には、メラノサイトーマ(良性黒色腫)、メラノーマ(悪性黒色腫)、毛芽腫(基底細胞腫と同義語:基本的には良性腫瘍ですが、まれに悪性に転化する)の3つがあり、何れの腫瘍も肉眼的な外観だけで区別することは難しいと思われます。黒色腫と毛芽腫は細胞診で区別することができますが、黒色腫が良性か悪性かの鑑別は細胞診では難しく、病理組織学的検査が必要となります。治療は何れの腫瘍も、外科的な摘出になります。
今回、口元に黒いできものができたとのことですが、猫の場合、メラノーマの発生はまれとされていますので、無麻酔での細胞診が難しいようでしたら、麻酔下での細胞診を実施するか、大きさをモニター(経過観察)するか、どちらかを選択する形になると思われます。大きさをモニターする場合は、腫瘤(できもの)の大きさ(縦の幅、横の幅、高さ)を、1週間に1回、定規で測って記録することをお勧め致します。1ヵ月で1mm以上大きくなるようでしたら、大きくなるスピードは速い(悪性の可能性が疑われる)と思われますので、早期に、診断をつけるための検査あるいは外科的な切除を検討されることをお勧め致します。腫瘤が小さくなるようでしたら、腫瘍ではない可能性も考えられますので、モニターを継続してください。もし、経過観察に不安があるようでしたら、まだ6歳で麻酔のリスクは高くないと思われますので、術前検査で問題がなければ、早期に外科的切除を行い、病理組織学的検査を実施することを検討されても良いかと思われます。激しく暴れる子とのことですので、術前の検査や術後管理につきましては、担当の先生とよくご相談ください。

日時2019-06-13 01:14:55

 
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