イヌ・ネコの健康医療相談

相談・獣医師回答・コメント

くるみさん(質問主)


猫アイコン 猫 2歳 メス 雑種

体重:4.2kg

飼育歴:1年6ヶ月

居住地:新潟県新潟市中央区

飼育環境:室内

今年の1月の終わりに肩で息をするようになり受診したところ
胸水が溜まり、リンパ腫であることが判明、飼った際の猫エイズ、白血病の検査はいずれも陰性でした。
また、エコー診断で胸部に3か所の腫瘍があるとのことでした。
2月より週1度の抗がん剤∔毎日のステロイドと抗がん剤を投与。途中1カ月ほどで膀胱炎になり、飲み薬はステロイドのみとなり、注射の方も白血球の折り合いをみて中4週空いたり5週空いたりが続いていました。
今回5週空いての採血で白血球数が3900⇒3300、血小板が379000⇒86000とかなり悪くなっており、ステロイドを渡されまた来週とのことで
急激に血小板が悪くなったので何かあったら連絡をとのことでした。
現在の状態は食欲もあり、吐いたり下痢をすることもなく、
おもちゃにもじゃれてあまり様子は変わらないようなのですが、
いつもより甘えてくるなという印象があります。
平日の日中は猫のみで留守番をさせているので急変などが気がかりです。
何か対応策等ありましたらアドバイスいただければと思います。
何卒よろしくお願いいたします。

日時2019-05-18 16:37:04

専門の獣医師からの回答

抗がん剤の治療中やリンパ腫の経過中に白血球と血小板が減少することがあり、原因としては抗がん剤の副作用やリンパ腫の進行に伴う骨髄抑制(骨髄浸潤)、敗血症などが挙げられます。血小板減少で最も怖いのは播種性血管内凝固症候群(DIC)で全身の血管内で血栓が形成されて、多臓器不全や止血障害がおこるものです。元気や食欲がなくなったり、出血傾向がみられた場合は早急に受診して、原因解明と治療を受けてください。

日時2019-05-21 10:37:56

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