イヌ・ネコの健康医療相談

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たるーくさえ(質問主)


犬アイコン 犬 1歳 オス フレンチブルドック

体重:5kg

飼育歴:0年2ヶ月

居住地:山口県周南市

飼育環境:室内

10日前より「チェリーアイ」と診断され、左目だけ[さくらんぼの種サイズ]の腫れた赤みの強いものが出ています。
かかりつけでは、目薬を処方され1週間差し続けましたが腫れは治らず「出ている以上毎日来院すべき」と言われ、その度に麻酔と瞼内への修復をし、治療費を5,000〜3,000円ほど出し続けています。目薬はそれ以降処方はありません。出続けるようならば、アンカー法?埋没手術?をすべきとの話しがありました。ただ【施術しても再発する可能性がある】と聞き、その手術に関し不安を感じました。先生にも自信がないように思えました。まだ4ヶ月の身体に全身麻酔は、リスクが大きいのでは?と心配です。
腫れている以上、薬で炎症を落ち着かせてから修復すべきでは?さらに、毎日修復に通うという非経済的な処方は納得いかず、他院へ受診しました。そちらでは軟膏を処方されました。
病院によって治療法が異なり、一体どうすればルークにとってベストなのか、悩みが膨らみます。
何か、アドバイスをいただけると幸いです。よろしくお願い致します。

日時2019-04-22 18:22:59

専門の獣医師からの回答

回答させていただきます。

 チェリーアイとは、瞬膜といわれる目の内側の膜が、周囲との結合が弱く、瞬膜腺という組織が反転し、腫れてしまった病気です。瞬膜腺の主な役割は、涙を作ることで、そのまま放置すると、瞬膜腺が委縮し、涙が少なくなるいわゆるドライアイになりやすくなります。そのため、チェリーアイは整復が必要となります。
 治療は、いろいろな方法がありますが、内科治療に反応しない場合は、外科治療となることが多いようです。内科治療は、質問主さんが書かれている方法で行います(点眼や用手による整復)が、内科治療でどこまで待つか?どこで外科手術に切り替えるか?は、それぞれの先生の判断によると思います。犬が手術ができる月例に成長するまで内科的に維持する考え方もありますし、経験的なものもあるかもしれません。
 内科治療に反応しない場合は、手術となりますが、手術方法はいろいろとあります。アンカー法、ポケット法やその変法、そして軟骨切除という追加手技をするかしないかも含めると、10種類程度はあります。いろいろな方法があるということは、逆に言うと、完璧な方法はなく、それぞれどの方法であっても再発は起こりえるということです。一回で上手くいくこともありますし、複数回手術が必要なこともあります。自身も、3回目の手術でようやく再発がないようにできた症例もありますし、ある程度時間が経ってから再発した症例もあったります。つまり、場合によっては再手術は必要となりますし、そういう手術と理解してください。
 また、この手術に年齢は関係ありません。たとえ生後1カ月でも、必要なら手術します。しかし、仰られるように、若齢であればあるほど、体が小さいほど麻酔のリスクは高くなります。あとは、手術によるメリットと、麻酔リスクを考慮し、最終的には手術される先生と飼い主さんの判断になってくると思われます。あとは、腫れが引いてから手術という考え方でなく、腫れが引かないから手術が必要という考え方になります。
 もし、現状で不安を感じるようであれば、主治医の先生とよくご相談のうえで、眼科が得意な先生や専門医の先生を紹介していただくのもいいかもしれません。
 ご参考になれば幸いです。

日時2019-04-27 20:57:57

 
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