イヌ・ネコの健康医療相談

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mama(質問主)


犬アイコン 犬 7歳 オス 雑種

体重:32kg

飼育歴:6年1ヶ月

居住地:岡山県赤磐市

飼育環境:室内

1年前、前十字靭帯断裂でTPLOを受けました。問題なく回復しました。1年後年明け早々もう片側が同じく断裂しすぐにTPLOを受けました。2日後退院し退院3日後から傷口より漿液が流れ出し2週間ほぼ毎日、穿刺による除去を続けました。しかし一向に治まらずレントゲンを撮ったところ、膝蓋骨外方脱臼してると診断を受け(正直TPLO手術失敗したのでは?と頭をよぎりました。)すぐに縫合術をしました。(今回は糸を変え傷口も細かく縫合してますので大丈夫ですといわれました。)入院が難しい子で翌日退院。その3日後からまた漿液が漏れ出し治まりません。術後1週間の診察でドレーンを設置しましょうといわれました。1か月の間に3回もの全身麻酔です。只々不安です。その都度高額な治療費・手術代たまりません。脱臼もいつ起こったのか原因不明との事。何故2回目の手術時にドレーンを入れなかったのか、漿液が溜まることは術前に先生も予想してました。大人しく入院できない子・エリザベスを外したりゲージの中でジッとできないと言われても、それを理由に済まされては不安がたまるばかりです。家では排泄以外寝たままで全く動きません。可愛いわが子が1日でも早く回復するようにと、モヤモヤがあるままドレーン設置をうけます。先生を信頼していないわけではないですが、どこまで本音をぶつけていいのか悩みます。ちなみにかかりつけ医からの紹介でお世話になっています。

日時2019-02-02 16:23:45

専門の獣医師からの回答

TPLOの術後の状況が芳しくないとのことですね。
TPLOの術後に漿液が出ること時折あります。原因としては感染症、術後の炎症、もともと関節炎が酷いなどが考えられます。また先生がおっしゃるように術後の安静が出来ないことも可能性として考えられます。
二回目の手術時にドレーンを設置しなかったとのことですが、状況を見ていませんので判断が難しいです。
漿液を排出するためにドレーンは有効なのですが、裏を返せば感染の原因にもなります。また、カラーが出来ない動物だとドレーンを抜いてしまうことも予想されます。恐らく上記の理由などでドレーンの設置を見送られたのではないでしょうか。
膝蓋骨外側脱臼に関してはもともと素因があった可能性もあります。実際、前十字靭帯断裂と膝蓋骨脱臼の併発は時折認められます。
今後も漿液の管理が困難な場合は、インプラントの摘出が必要となることもあります。
実際に診察していませんので詳しい状況はわかりませんが、改善が見られないならば別の病院でセカンドオピニオンを求められるのも一つの方法です。
もしセカンドオピニオンを求められるならば、TPLOの症例数が多い病院に行かれることをお勧めします。

日時2019-02-04 10:40:50

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