イヌ・ネコの健康医療相談

相談・獣医師回答・コメント

ゆき(質問主)


犬アイコン 犬 3歳 オス 柴

体重:14kg

飼育歴:2年8ヶ月

居住地:岐阜県関市

飼育環境:屋外

3ヶ月前ほどから後ろ足付け根辺りを痒がりいつも噛んでいます。2週間前から薬用シャンプーを毎日していますが
改善無しで体毛がだんだん毟り取られています。皮膚には湿疹の様な小さいブツブツが出来ています。獣医さんにはステロイドの飲み薬を処方されましたが効果無しです。ドッグフードもアトピー専門の病院から取り寄せたものに変更しています。食欲や、元気はあり散歩も毎日朝晩1時間程度しています。

日時2018-11-27 19:59:41

専門の獣医師からの回答

画像からは、表在性膿皮症(表在性細菌性毛包炎)が疑われそうです。皮膚の表層に細菌が増殖して皮膚を刺激しているのですが、その背景に原因としてアレルギーが関与している可能性が考えられます。
今のところ足の裏の肉球の間や指の間、腋の下や耳の入り口付近の皮膚は赤くなったりはしていませんか?このような部位にも炎症が見られる場合は、犬種が柴犬であることを考慮すると、アレルギー性皮膚炎(アトピー性皮膚炎)の可能性が高くなります。
アレルギーが関与した膿皮症の治療に際して役立ちそうなことを以下にご提案いたします。ご参考になさって下さい。
1) 可能あれば正常な周囲を含めた病変部位の被毛を短く刈る(毛刈りは動物病院で)。これにより、直接病変部の表皮に細菌が増殖している場合は細菌を減らせることが出来ます。また、その後のシャンプー療法の効果も得易くなります。
2) 治り難い場合で病変部に細菌の増加が見られるときは、病変部局所の皮膚の細菌検査(皮膚押捺検査、細菌培養・薬剤感受性検査)のよって有効な抗生物質を選択し易くなります。念のため皮膚糸状菌(真菌・カビ)の検査も受けられると安心ですね。
3) 薬用シャンプーで毎日洗っておられるとのこと。皮膚病部分には十分量のシャンプーを使用し、よく泡立ててから5分以上泡をつけておくと*菌効果が出易いとされています。シャンプーの際は強く皮膚を刺激しすぎないように注意しましょう。
4) 追加の局所療法として、グルクロン酸クロルヘキシジン(ヒビテン)を希釈した消毒液を皮膚に塗布する方法があります。この場合は掛かりつけ医に処方してもらい、使用方法の指導をお受け下さい。掛かり付け医に処方を受けて外用薬を併用することも良いのではないでしょうか。
5) 皮膚炎がある部位を気にして舐めたり咬んだりしていませんか?舐めたり咬んだりしていると、その刺激によって改善し難くなることが一般的です。どうしても痒み等でご愛犬が気にして舐める場合は、直接口が届かないように服を着せたり、首に装着するエリザベスカラーで症状がある程度改善するまでは舐めないようにすることもご検討下さい。
6) アレルギーに配慮したフードを与えておられるのは良いことと思います。あわせてオヤツなどの副食品にもご配慮下さい。ステロイドの内服薬は皮膚の炎症の改善とアレルギーに配慮して処方していただかれたものと思います。ご相談の中にはありませんでしたが、抗生物質の投与はしておられないのでしょうか。改善がないとのことですので、念のため掛かりつけ医に抗生物質が必要ないか相談してみられることも良いと思います。
7) 無関係とは思いますが、余分な刺激を避ける意味でしばらくは散歩中に草むらに入らないようにしましょう。
 アレルギー体質であれば、今回のような症状を今後も時々繰り返すことが考えられます。再発する場合は、季節や食べ物など環境との関連性について注意して観察しておかれるとその後の治療の参考になることがあります。
 掛かり付け医の治療方針を基本としたうえで、以上のことを参考にして頂き少しでも早く改善してくれると良いですね。
 どうぞお大事になさって下さい。

日時2018-12-06 12:43:50

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